私的スイーツ予測❕
まず、言っておかなければならないのは、
これから書くことは、スイーツ好き無名一般庶民の戯言です。
主観で語っていますので、優しく見守っていただけると幸いでございます。
では!
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先日、お客様からお詫びの品として焼き菓子の詰め合わせをいただいた。
(「ご迷惑おかけしたので皆さんで食べてください」と。全く迷惑でもなかったのに・・・。なんかすごく心に余裕のある方だなあと思った。)
残っていた数個の中から、私が選んだのはダコワーズ。
「美味しいけどなんだか掴みどころがわからないダコワーズ。ここのお店のダコワーズは一体どんなもんなのかな、、?食べてみるか」
という興味から。
私は咄嗟の質問に答えるのが苦手で挙動不審になってしまうので、この後店長から「何選んだ?」と聞かれたときの会話の流れを自分の中でシュミレーションしてみる。
「何選んだ〜?」
「ダコワーズです」
「そうなのね〜なんでダコワーズ?」
「えっと、ダコワーズって好きなんですけどまだよくわかってなくて、ここのお店はどんな感じのダコワーズかなと思って選んでみました!」
↑よし、これで行こう、となって、控室を後にした。(聞かれなかった)
シュミレーションを何度かして「なんでダコワーズ?」と繰り返し自問自答していくうちに、「いやほんとなんでダコワーズ?」と思ってきた。
ケーキと焼き菓子の店でアルバイトしていた身で、ダコワーズは結構食べてきたはずなのに、未だにダコワーズをどう表現したらいいかがよく分からない方が不思議だな、とも思ってくる。
でも、最近、「そこ??」「なぜに今それが??」みたいな焼き菓子がブームになる。
マカロンも、カヌレも、フィナンシェもそう。
特に、カヌレがポッと出のときは、
「わかるカヌレ美味しいよね〜」と思っていたけれど、専門店まで出てきて、
「えっえっ確かに美味しいけどそんなそんな大袈裟な(アワアワ)」と戸惑った。
え、カヌレが?大物に?!みたいな戸惑い。
そう思い返し、もう一度手にしたダコワーズを眺める。
ダコワーズ・・・・。
まさにその類だ。
よく分からない、そこ??なお菓子すぎる。え、ダコワーズ次くる??
そこから、次くるポイント分析が脳内で催された。
次くるポイント①
ダコワーズのよく分からなさ、つまり食感。
みんなを虜にする王道食感「ふわっ」でも「もちっ」でも「カリッ」でもなく、イメージ的には、「表面さっくりの、ふわっふにゃ」って感じ。(伝われ〜)
しっとりなのか??
よく言えば「口当たりがいい」だけど、それが当てはまるのかもわからない。
スポンジケーキでもパウンドケーキでもないから難しい。
近いもので言えばブッセだけど、ブッセと言い切れるわけでもない、むずかしい。
この説明のむずかしさに関しては、
個人的にマカロンやフィナンシェもそう。
ピエールエルメのマカロンを食べるまでは、マカロンの真の美味しさに気づけなくて、
「マカロンの人気は可愛さだけでしょ?甘すぎるので一個で良いです」って感じだった。
それに、
「マカロンの外側のザクッとした食感と、中の(・・・)な食感の」
の(・・・)に入る言葉が分からない。
フィナンシェは、最近フィナンシェ人気にようやく納得できてきたけれど、それまでは、フィナンシェのキシキシギシギシしたような食感が(分かってほしい、、)あまり好みではなく、
「フィナンシェ美味しくて好きですが、私はマドレーヌ派です、」と思っていた。
そう考えてみると、ダコワーズのよく分からなさ、マカロンやフィナンシェと同じ匂いがプンプンする。
急に次世代感を感じてきた。
次くるポイント②
アーモンドパウダー×卵白なとこ
マカロン、フィナンシェと同じ。
よく分からなさの成分が共通しているのが意外とすごい発見。アーモンドパウダーいれれたものみんな好き説ある
次くるポイント③
いろんな形を作ることができる
定番の小判型から、丸型、花の形にもできる。
花の形のダコワーズ、可愛くて好き。
次くるポイント④
中のクリームを分厚くできる
トゥンカロンやマリトッツォみたいに、クリームいっぱい詰めたり、いろんなクリーム挟んでみたり、様々なアレンジができる。
映えを狙った若者たちはその可愛さにウヒョウヒョしていると思う。
個人的には、フランボワーズのクリーム詰めてほしい。果肉とか入ってたらなおのこと嬉しい。
と、このように考えていたら、四国旅行で久しぶりに会った大学時代の友達がお土産を買ってきてくれて、それがクリーム分厚めダコワーズだったことを思い出した。
え、もうこれくる確??もしかして、もうきてる??
これ当たったらどうしよう、、!
Hanakoより早いスイーツ予測って許されるのかな??
でも、当たらなかったら(当たらない確率の方が高い)一人で盛り上がっててすごく恥ずかしいな。
と、このようにして、ダコワーズを手にしたのは仕事終了30分前だったけれど、後半30分ダコワーズのことしか頭になかった。
早く誰かに言いたくてずっとソワソワしていて、でも店長にこんなこと言えるわけでもなく、かと言って家に帰っても、これを熱弁して理解してくれる人がすぐ近くにいるわけでもなく、そんなときにこのnoteのありがたさを感じました。
2年後、3年後、4年をとばして、5年後、
ダコワーズくるかなくるかな?!
(実際にいただいたダコワーズ、アーモンドの風味が高くて、思ったよりもさっくりふんわりしていて、掴みどころがなかったダコワーズ、ちょっとつかめた。ダコワーズブーム本当にくるかもと思った)
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最後に、ダコワーズはダコワーズですか?
ダッコワーズ?ダックワーズ?正式名称はなんですか?
(ダコワーズと記していますが、実はダックワーズが言い慣れている身です)
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