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自分を知る勇気はあるか
あなたは、自分を知りたいと思いますか?
その勇気はありますか?
おそらく多くの人が、自分を知りたい、と思いながら、そこに挑むことなく暮らしているのではないかと思うのです。
私もそのひとりでした。
なんなら、私は自分と向き合ってる、と思っていた、勘違いヤロウでした。
自分のダークサイドは見たくない
「自分を知る」というと、まだ気づいていない才能があったり、ワクワクするような明るい印象があるかもしれませんが、大切なのは明るい部分よりも
黒い自分。ダークサイドです。
ダークサイドというと、大袈裟かもしれませんが、自分が感じている本音だったりもします。
例えば、
・子どもの相手が面倒くさい。
・仕事したいけど、大変になりたくない。
・痩せたいけど、毎日コツコツやりたくない。
・子どもに怒鳴って、自分の言うことを聞かせたい。
・本当は言いたいことがあるけど、否定されたくないから言わない。
・変わりたいけど、変わらないほうがラク。
だれもがこんな矛盾を抱えて生きています。
この自分の本音に気づかずに、気づこうとせずにいるのです。
それは、受け入れがたいことだから。
本当はこのままでいたくないとおもっているのに・・・・
闇見ずして光は輝かない
自分のダークサイドを知らずして、なりたい自分ばかりを追い求めていると、なれない自分を責め始めます。
どうして私は変われないんだ・・・どうして私は行動できないんだ・・・
どうして、どうして・・・・。
変わることは、今とは違う状況になることです。
これ以上大変になりたくない、と本音で思っていたら、変わるほうへは向かえません。
実は、これ、私自身が思っていたこと。
子育てに家事に、仕事、これ以上大変になりたくない、余裕がない。
でも表面的部分では変わりたい、と思っている。
アクセルを踏んでも、ブレーキがかかって進まない、そんな感覚がありました。
必要なのは勇気
自分の本音という闇を知っていくのに必要なのは、勇気だと思います。
私が好きな本にアドラー心理学の『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』があります。
これらの内容を実践しようと思うと、簡単ではなく、一生かかって取り組むくらいの壮大さがあります。体現できたなら、ものすごく豊かな人生になるだろうと思います。
そして私は、これらを体現している人を知っています。
私が育自を学んでいるその人は、唯一無二性を発揮し、人とつながり、対等な関係を結び、自分の幸せと他者の幸せを融合して生きている人です。
そういう人と関わって暮らしていると、生きている間に、少しでも体現できたら、と願うのです。できるのではないか、という希望が持てるのです。
本音を知った先
自分の見たくない本音を知った先は、本音の自分がどうなりたいか。
ここが本番。闇を見るのは、光をしっかりと見るため。
・子どもの相手が面倒くさい。
→子どもとどんな関係が築きたい?面倒くさがってていいの?
・仕事したいけど、大変になりたくない。
→仕事をする目的は?
・痩せたいけど、毎日コツコツやりたくない。
→コツコツガイヤなら、毎日食べてるそのチョコ、どうしてく?
・子どもに怒鳴って、自分の言うことを聞かせたい。
→長い目で見て、それ続けてていい関係築ける?
・本当は言いたいことがあるけど、否定されたくないから言わない。
→本音を言い合える関係を築きたいって思ってない?
・変わりたいけど、変わらないほうがラク。
→本当に今がラク?変わりたいのは本当はラクじゃないからではない?
自分のダークサイドを受け入れると、もう一歩踏み込んで思考が展開していく可能性が出てくるんです。
そしてアクションが変われば、確実に変化していきます。
いろんな自分を認めて、受け入れて、進む。
簡単なことのようで、簡単じゃない。だからこそ、やってる人が少ないんだと思います。
自分の本音を、自分で知っててあげる。そうやって自分に優しくしてると、他人にも優しくできて、よりつながっていけるんだと思います。そんな風に生きていきたい。あなたはどうですか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡