長生きしたい?日本人の長い寿命を病気にならずに過ごせたら?オートファジーで医療が変わる
「ルビコン」というタンパク質「オートファジー」のブレーキ役がいた!
大阪大学の吉森保先生の研究室での発見で「ルビコン」というタンパク質が「オートファジー」が暴走しない為のブレー役であるということがわかりました。
加齢とともにこの「ルビコン」は・・・増殖しすぎる!というのです。
「ルビコン」の機能
ブレーキがかかるという事は、つまり「オートファジー」の低下になるのです。細胞の活性化が低下するってことですね。
じゃあ、そのルビコンをなくしたらいいんじゃない?って思いますよね。
先生のご研究は続きます。
ルビコンの遺伝子を壊して実験した結果、線虫の寿命が1.2倍伸びたのです。
予想外だったのは、ルビコンがない線虫は、歳をとっても人間で言うと80歳超えてフルマラソンを走っているのと同じくらいに動くのです!
私も過去フルマラソンを一度だけ大学生時代に走ったことがありますが、今は走り切れる体力と気力が・・・
あ、お話がずれましたね。
線虫以外、ネズミで実験をすると、パーキンソン病になりにくく、腎臓の病気、加齢黄斑変性なども、ルビコンがなければなりにくいことがわかったのです。人間でも高齢者に多い病気ですね。
老化全般に効く薬があったらいいのに!
薬はこれまで個別の病気に対して考えられてきました。
日本は世界から見ても長寿国ですが、現在社会問題として、健康寿命(健康でいられる寿命)は平均寿命との差が10年あり、医療費の圧迫、医療従事者の人材不足、ヘルステック分野への投資の遅れなど、今後の日本には問題が山積みです。
「長生きしたいですか?」
お年寄りに聞くと、嫌だという人が多いですよね。多くの人の病気と共に生きなければならない老後を見て、病気だったら嫌だと言うことで、健康であれば生きたいと言う人も多いのではないでしょうか。
日本の大きな課題は「健康寿の延伸」にあると思っています。
オートファジーの研究が進むことで、私たちが健康で最後まで楽しめる生きられる薬が開発されるといいですね。
先生のさらなるご研究に今後も注目です。
私、毎朝、同じ時間に起きて、ジムに行き筋トレと早歩きウォーキングをするのが習慣になって1年半くらいなのですが、すこぶる調子がいいです!身体もお肌も💖運動でオートファジーが活性化するのは研究でわかっているので、宜しければご一緒に♪
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