FOMC/日銀控えてドル円上昇止まらず、利上げ見送り観測台頭も冴えぬ日本株【FXブログ】
今年最後のFOMC、日銀を前にドル円上昇続く
今週は17-18日(火~水)が米FOMC、18-19日(水~木)が日銀会合と重要イベントを控えていますが、イベントを前にドル円の円安ドル高トレンドが止まりませんね。途中で降りてしまったので見ているだけです…。
16日2:00に日経新聞も日銀が利上げを見送る公算と重ねて報道。しかし、FRBの利下げは確実視されているわけですから、日米金利差はやや縮小にむかうはず。といいますか、長期金利差は今日縮小しているのですが、ドル円は上昇。今日は金利差を無視した円安進行となっているのですが、これは年末のドル需要が強いせいなのか、それともマーケットが薄い中、短期筋がドルロングを仕掛けているのか・・・。
今夜・米の12月NY連銀製造業景気指数が発表されましたが、結果が0.2と(予想:10.0、11月:31.2)を大きく下回っており、ややドル金利低下も、ドル円は大きく崩れていません。
日々の値動きは必ずしも教科書的に動くわけではありませんし、欧米勢がクリスマス休暇に入っているだろう流動性の薄い今、いびつな動きをしたところで驚くこともないですが、これはちょっと困ったぞ、というのはこれだけ円安基調を強めているというのに、日本株が上がらないことですね。五月雨式にメディアから日銀が12月利上げ見送り検討、という報道が出てくる中でドル円は円安方向に素直に反応しているのに、なぜ株は上がらないの・・・。
しかし、これで12月利上げがあれば日本株はやはり下げるんでしょうか。円安にはついて行けず、円高となれば下がってしまう・・・?企業業績は決して悪くはない、悲観することもないですがやはり日銀の引き締めを前に株式市場の上値が重いということなのかもしれません。せめて財政政策面でのアシストがあればいいんですが。減税が決まれば上がると思うんですけどね。なかなか自公が受け入れない。この姿勢が日本株に反映しているのかもしれません。
イベント控えてドル円は様子見。
注目していたユーロポンドを0.8313ドルで売り参戦。