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この秋冬、使ってみて良かったモノ 第三回
この秋冬に購入して、実際に使ってみて良かったモノ・残念だったモノを数回に分けて紹介する企画の第三回。
今回は、マスターピースと呼ばれるデザインへのリスペクト回です。
白山陶器 G型しょうゆさし
購入したのがたまたま秋だったというだけで、特に季節感のあるモノではない。ただ、同じくデザインに携わる者として、このしょうゆさしをデザインされた森正洋氏を心から尊敬せざるを得ない。
まったく液だれしない
1958年に商品化されたこの「G型しょうゆさし」は、いわゆるマスターピースのひとつに数えられる逸品だと思う。
シンプルで洗練された佇まいはもちろん、注ぐ量の調節をしやすい工夫もされていて使い勝手は抜群である。まったく液だれしない機能性も素晴らしい。使い始めて約4ヶ月、毎日使っているけれど本当に一度も液だれしていない。
デザインとはこうあるべき
例えば構造を二重にするとかではなく、注ぎ口の形状=デザインの力でこれを実現しているところが、「デザインとはこうあるべきだ」と示唆されているような気もして、日々ていねいに使っている。
以前、某Francfrancで購入して使っていた醤油さしがあまりに液だれがひどく辟易していたこともあり、満足度は増すばかりだ。