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建築・街のデザイン

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建築のデザインや街づくりに関して個人的に思ったことや記事を収集してまとめていきます。
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2020年4月の記事一覧

ツールとしての『手書き』を建築設計でどう活かすか

今日はとても暖かいですね、だから強めの風も、適度に肌を冷やし心地よいです。 たまには役に立ちそうなことを書いてみたいなあ、とふと思い立ち、 建築設計における「手書き」の使いどころとは、何かと考えてみました。 どうでしょう、設計を志している方や、すでに実務を行っている方にとって、「手書き」の存在意義はどこにあると思いますか。 建築設計者向けの、「手書き」での透視図や図面の書き方が記されている書籍は多くありますが、その多くはプレゼンテーション向けになっている気がします。

うねる大地 ぐりんぐりん(建築物語6)

福岡県の植物園、ぐりんぐりん。 名前の通り、大地がめくりあがり、うねったような建築です。 グリーン(緑)と、ぐりんぐりんとした形をとった施設名ですね。市営の施設ですが、その直接的なネーミングセンスが抜群だな、と個人的には思っています。 場所は福岡県福岡市、博多駅から北へ電車とバスを乗り継いで30分ほどにあります。アイランドシティという、埋め立て地の新興住宅街の公園の中にあります。 設計は、伊東豊雄さん。仙台メディアテークや台中国家歌劇院など、コクk内外問わず、その