実践編
声の掛け方
テーブルホッピングの現場では、マジックショーとは異なり、多くの場合でマジシャンが観客に認識されていない状況からのスタートとなる。
したがって、マジックよりも前に、アイスブレイクよりも前に、まずはマジシャンの存在を認識してもらわなければならない。
ギャラ制の現場では、司会者などに紹介してもらえる場合もあるし、スタッフがエスコートしてくれる場合もあるが、チップ制の現場では、マジシャンが飲食客に声を掛けてアプローチすることがほとんどである。
「急に変な人が来た!」と思われるような状況からのスタートになることも多いので、そのような状況下であってもうまくマジックを見てもらえるように交渉する必要がある。
声を掛ける順番やタイミング、どのような声の掛け方が良いのか、ギャラ制とチップ制の現場で多少の違いがあるので、それぞれについて掘り下げて説明することにする。
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