ルーティン構成の考え方
テーブルホッピングではどのようなマジックを演じると良いのか気になる方も多いだろう。素晴らしいマジックはいくらでも存在するが、その中から、テーブルホッピング向きの演目を選定していく必要がある。
また、単純にマジックを羅列するだけではなく、そのマジックの特性を考えながら順序を組んでルーティンを作ることも重要なことである。
ここから、本章と次章の2章を使って、テーブルホッピング用のルーティン構成について役立つ知識を紹介していく。
まず本章では、テーブルホッピング向きのマジックの特徴を紹介し、その後、オープニングとエンディング向きの適性を紹介する。次の3章では、それらの特徴を踏まえた上で、現場の多くのマジシャンが愛用している演目について紹介をする。
それらを参考に、あなたも自分なりのルーティンを作っていただきたい。
オススメマジックの特徴
テーブルホッピングにおいて、どのような特徴を持ったマジックが“より”好ましいのか、私が実践によって見出した9つの観点から述べていく。より多くの項目に当てはまるマジックが、テーブルホッピング向きの要素が強いと言える。
『レストラン・マジシャンズガイドブック』や伊藤大輔氏の『テーブルホッピングレクチャー|テーブルホップで注意すべき6つのこと』で提案されている内容と共通する部分も多いが、それはつまり、これが正しいと多くの人が考えているという証明でもあるだろう。
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