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あい【愛】

愛は、クリスマスの日にプレゼントを開けるのをやめて耳をすませば部屋の中にあるもの。
~Bobby- 7歳

あい【愛】 

「私が幸せになるため」というお手軽な考え方によって選ばれた愛は「いくらでも代替可能な愛」になりかねず、愛が消耗品になっていく恐れがあります。
代替可能な愛を実際に選んでみれば、多くの人が「やっぱり違う」と気づくのではないでしょうか。そこで「本物の愛はどこにあるの?」ということになって、極端な行動に走ることになるのです。その1つが、ティーンエイジャーの頃にとっくに卒業したはずの純愛であり、もうひとつが、未踏の領域に踏み込むかのような即物的なセックスなのでは無いでしょうか。
~姜尚中『悩む力』

あいされたりなかった【愛され足りなかった】

二十歳までに愛され足りなかった分を、取り戻そうとして人間味あふれてしまう人生たちの多いこと。
~寛生

あいしかた【愛し方】

人の愛し方などという法則はなく、チェスの勝負と同じような、予めコレと決まった手順もありません。その時その時の配置を見ながら、最良と思える手を打って行く。
~ 姜尚中『悩む力』

あいしかない【愛しかない】

愛しかないそれが世界を動かしている。それなしでは何もできない。だからすべての愛を支えてくれる人がいたら心して受け取り逃してはいけない。
~ボブ・ディラン

あいしてる【愛してる】

嫁は妊娠中。ソファに座ってお腹を撫でてる嫁を見てたら、なんとなく言いたくなって後ろから抱き締めて「愛してる」って言った。ただ、俺の嫁、ろう者なのね。耳が聞こえないの。聞こえないはずなの。でも、嫁が振り返って手話で《わたしも》って言ってくれた。俺、明日もがんばれるわ。
~とあるツイッター

あいじょう【愛情】

愛情をずいぶん乱暴にこき使う人がいます。さまざまな「試練」を愛情に与えて、それを生き延びたら、それが「ほんとうの愛情」だ、というようなことを考える。愛情は「試す」ものではありません。「育てる」ものです。愛情を最大化するためには、愛情にも「命がある」ということを知る必要があります。
~内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』

あいする【愛する】

愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことは、その次によい。
~ウィリアム・メークピース・サッカリ

あいそ【愛想】

愛想がいいというのは、すごく良質な文化です。他人に向かって親切にしてあげることが自分にとって屈辱的なふるまいだと思うような文化よりもぼくは日本の方がずっと好きです。クライアント・フレンドリーは日本が世界に誇る伝統文化ですよ。
~内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』

あいとよゆう【愛と余裕】

「愛」と「余裕」の比例関係って、あります。 
~寛生

あいのひょうげん【愛の表現】

人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。この表現のつたなさが、人間の不幸の源泉なのではあるまいか。
~太宰治

あきえとゆりこ【安倍昭恵と小池百合子】

タイプはまったく違いますけども、周囲におよぼす破壊力では甲乙つけがたい。昭恵さんは無意識のうちに周囲をまきこんで、自殺者が出るような事態をつくってしまう。小池さんは意志を持って報復したり、人を陥れる。
二人にはあまり共通点はないのですが、ひとつだけ似たところがあります。それは、空虚さです。地に足がついておらず、深い考えなく、思いつきでやりたいことをする、その結果、周囲は振り回される。
昔から言われるのが「女は社長夫人になるのが幸せか、女社長になるのが幸せか」。昭恵さんは前者で、小池さんは後者です。しかし、昭恵さんのようになりたい、とも、小池さんのようになりたい、とも若い女性たちは思わないのではないでしょうか。
~石井妙子

あきぞら【秋空】  

どこまでも透明で、どうしてだか、何だか裏切られているような感じがした。
~よしもとばなな

あし【脚】

脚は脚で僕とはいくぶん違った考え方をしているらしい。とんでもなく苦しかった。緩めの肉挽き機をくぐり抜けている牛肉のような気分だった。車のサイドブレーキをいっぱいに引いたまま、坂道をのぼっているみたいだ。ひととおりの身体の部分が入れ替わり立ち替わり、立ち上がってそれぞれの痛みを声高に訴えた。しかし、反旗を翻そうとするラディカルな革命議会をダントンだかロベスピエールだかが弁舌を駆使して説得するみたいに、僕は身体の各部を懸命に説き伏せる。励まし、すがり、おだて、叱りつけ、鼓舞する。「僕は人間ではない。一個の純粋な機械だ。機械だから、何も感じる必要もない、前に進むだけだ」奇妙な考え方であり、奇妙な感覚だった。意識あるものが意識を否定しようとするわけだから。でもとにかく自分を少しでも無機的な場所に追い込んでいかなくてはならない。そうするしか生き延びる道はないと、本能的に悟ったのだ。
~村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』

あした【明日】

数学的帰納法で考えると、明日が今日より悪いなら今頃世界は終わっている。
~ 松本大

あそぶ【遊ぶ】

遊ばざる者食うべからず
~とある言葉

あべせいけん【安倍政権】

有害無益な政策を強権的に推し進め、国民的分断を進める政治家は「ふつうの政治家がしないこと、できないこと」をあえて実行しているわけです。ですから、本人は全能感を享受し、国民は「この全権者には逆らうことができない」という無力感を扶植されます。安倍政権はそれにみごとに成功したのです。
~内田樹

あべせいけんでわかったこと【安倍政権で分かったこと】

安倍政権を見てて分かったことは、「どんなに恥をかいても絶対に自分からは辞めない」と決め込んだ権力者を権力の座から引き摺り下ろすのは、物凄く難しいということです。過去の首相が案外簡単に辞めていったのは、彼らに一定の恥じらいや倫理観があったかあべせいけん【安倍政権】 有害無益な政策を強権的に推し進め、国民的分断を進める政治家は「ふつうの政治家がしないこと、できないこと」をあえて実行しているわけです。ですから、本人は全能感を享受し、国民は「この全権者には逆らうことができない」という無力感を扶植されます。安倍政権はそれにみごとに成功したのです。 内田樹らなのだと、安倍さんを見ていて思います。
~想田和弘

あめ【雨】

雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。それが自由というものだ。 ~ゲーテ

あめ【雨】

雨は斜めの点線 ぼくたちの未来を切り取っていた 窓の板ガラスへと "自由"って言葉を書いては消した
~ 松本隆『いつか晴れた日に』

あめ、やみませんね【雨、やみませんね】

「月が綺麗ですね」が「愛しています」なら、「雨、やみませんね」は「もう少し側にいてもいいですか?」的な意味だと素敵だなぁ
~燃えるスカートの少女

アメリカ【United States of America】

もうアメリカに人類を進歩と豊かさに導く倫理的なリーダーを求める人はいなくなった。
世界の人々をアメリカに惹きつけてきたのは、それが「例外的な国」だったからである。世界の人々がアメリカの犯してきたさまざまな誤りに対して異常に寛大だったのは(罰するには巨大すぎるという理由と並んで)この国が「例外的な国」だったからである。
「ずいぶんひどいことをする国だが、それはアメリカが『世界の希望』を担うという歴史的使命をうまく処理できないせいで起きたことで、利己のためではないのだ」というかたちで私たちはアメリカの誤謬を「やむなく」認めてきた。そのような「特別扱い」の権利を国際社会はもうこれからアメリカには認めないだろう。
~内田樹

アメリカ【United States of America】

もちろんこれまでもアメリカは自国の国益を最大化するために行動してきた。けれども、その時も「これは一国の利害得失のためのことではなく、世界のための行為なのだ」という大義名分をどんな詭弁を弄してでも手放さなかった。「普通の国」ではない、というのが彼らが超法規的な仕方で自国の国益を守ってきたときの切り札だった。でもアメリカ人は「自国さえよければそれでいい」という恥ずかしいほどリアルな本音を口にできる「普通の国」の国民であることを願うようになった。
~内田樹 2012/02/02

アメリカのびょうき【アメリカの病気】

自国だけのローカルな習慣を「世界はすべてそうあるべきだ」と拡大解釈するのは、アメリカの「病気」みたいなものです。
~内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』

いいわけときれいごと【言い訳ときれいごと】

「言い訳ときれいごとを全部引き算していくと最後に 着色されてない裸の感覚が残るでしょ 答えはもう出てるのよ あとはそれを飲み込む覚悟ができるかどうかだけ」
~安田弘之『ちひろさん』

いきかた【生き方】 

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
~伊坂幸太郎『終末のフール』

いきることはゆるしてやる【生きることは許してやる】

 一連の問題を見ていると、安倍政権や経団連は「お前たちが生きることは許してやる、但し、余計なことは口に出すな、政治に興味を持つな」という本音が見て取れますよね。まるで王の様な振る舞いです。バカ殿ですかね?いくら子どもたちが貧困で苦しもうと、若者が借金まみれで家族を持つのは贅沢だと言われ、少子化も絶望的な状況の中でも「関係ない」とばかりに、税金を既得権益者にばらまき続けている。
~ 山本太郎

いこつ【遺骨】

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
~宮川サトシ

いじめ【苛め】

いじめといえば中学か高校の時に外部講師的な方に「今から配る紙をグシャグシャにして下さい」と言われて、皆が紙を丸めたり踏んだりした後に「ではそれを元通りにして下さい。…どう頑張っても元の綺麗な紙には戻りませんね?それがいじめです」って言って教室が静まり返ったのは今も忘れられない。
~幸のん

いじめ【苛め】

「いじめというのは相手に自分がいじめられていると気づかせるのがそもそもの目的なんだもの。排斥している多数の側に属していることで、みんな安心できるわけ。ああ、あっちにいるのが自分じゃなくて良かったって」
~村上春樹『1Q84』 "

いじめのあくませい【いじめの悪魔性】

いじめが半年くらい続いたころからの僕の言動は、怯えと強がりが同居したかなり異様なものになっていたはずですから、それを見て彼らが「そばに行きたくない」と感じたとしてもしかたがないかなと思います。いじめという集団行動の悪魔性はそこにあります。ほんのわずかなきっかけで「ふつうじゃない子」を疎外する行動が始まる。いじめの標的になった子どもは心が痛んで、だんだん挙動不審になる。そうやって、ますます「ふつうじゃない子」になってゆく・・・。
~内田樹『そのうちなんとかなるだろう』 2019/08/27

いしゃりょう【慰謝料】

「日本では慰謝料を払わなかったという理由で、元亭主が刑務所に入れられることはほとんどない。日本の社会はまだまだ男に対して甘くできているんだ」
~村上春樹『1Q84』

いじょうなくに【異常な国】

「あきらかに異常なことが現に行われているのだけれども、似たようなことがあまりに頻繁に起きるので、それが異常だとみんな思わなくなる」というしかたで「まともな国」が「異常な国」に化してゆくということがよくわかりました。「頻度は力なり。」いま思いついた格言ですが、わりと真実。
~内田樹 2020/08/04

いせいをつうじて【異性を通じて】

日本人の場合は、異性を通じて自分の世界を広めるということを、もうすっかりやめてしまうというのもあるんですね。生きた人間ではないものにエロスを向けている人はすごく多いですよ。
~『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』

いそがしい【忙しい】

忙しい人間は涙のための時間を持たない。
~C・G・バイロン 

いたみ【痛み】

痛みを受け入れない限り、温かみもやってこない。それは交換取引のようなものだ。むしろ歓迎すべき感覚だ。痛みや冷たさは、自分がまだ生きていることのしるしなのだから。
~村上春樹『1Q84』

いたみ【痛み】

痛み 傷口を芸にすり換えて 日銭をつつくペテン稼業 とり憑かれているならいざしらず とり憑いているってんだから救いがねえ
~竹原ピストル『隠岐手紙』

いたみ【痛み】

遠く離れていることで、つくるの感じる痛みは逆に誇張され、より切迫したものになった。疎外と孤独は何百キロという長さのケーブルになり、巨大なウィンチがそれをきりきりと絞り上げた。
~村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 2013/06/22

いつのよでもせんそうに【いつの世でも戦争に】

いつの世でも母親たちが戦争に反対し、父親たちがあいまいな態度を示すのは、戦争で真っ先に死ぬのが自分の子どもであるということを母親たちはほとんど確信しているが、戦争があっても自分と自分の家族だけは死なず、自分の住む街だけは被害をこうむらないと父親たちが何の根拠もなしに思い込んでいるからである。
~内田樹『ひとりでは生きられないのも芸のうち』 2012/04/30

いっぷいっぷせい【一夫一婦制】

一夫一婦制というのは、人類の理想なんじゃないでしょうか。誰もそれで文句ないでしょう、という男女関係なんだろうと思います。
~吉本隆明『超恋愛論』 2012/04/30

いどう【移動】 

私は移動する。ゆえに私はある。
~村上春樹『1Q84』

いぬ【犬】

「だって私たちよりもどんどん速く、歳をとっていってしまうんだもの、魔法のように」
~よしもとばなな『ハネムーン』 2012/01/27

いのちにかかわるしごと【命に関わる仕事】 

人の命の関わる厳しい仕事のあとでは、肉体の接触を伴う温かく静かな励ましが必要とされている。
~村上春樹『1Q84』

いのちをかける【命を懸ける】 

「命かけている」ってなんか大事、のようにいうけど、「時間=命」なんだから、みんながみんな、すべての瞬間で命かけてるんだよ。
~伊藤大地

いのり【祈り】

人が一心に祈るとき、本当に必要なものは、わずかな場所と時間だけらしい。祈りの先には必ず相手がいる。人と人が線で結ばれ、無数の見えない糸が張りめぐらされる。
~春秋 2013/03/16

いばしょ【居場所】

人の居場所なんてね、誰かの胸の中にしかないのよ。
~ 『冷静と情熱のあいだ』 2018/3/20

いぶくろ【胃袋】 

胃袋は生きる戦闘力そのものですな。
~寛生

インターネット【Internet】

世の中はこれから、インターネットから自由に離れられる人と離れられない人とに、二極化していくのかもしれませんね。恐ろしいことです。
~村上春樹

インド【India】

 (インドとかに行って)人生観変わったとか言うヤツは、日本でたいした人生送ってないんですよ
~有吉弘行

ヴォーカル【vocal】

ボーカルがガンって当てようとする時の呼吸って、やっぱりちょっと普通じゃないんでしょうね。
~椎名林檎

うがいぐすり【うがい薬】

某知事が某うがい薬がコロナに効くと公言したが、昔、ソープランドに行った際、プレイの前後、うがい薬でうがいさせられた為「これは何の為だ?」と聞くと「性病予防」と言われ「本当に効くのか?」と効くと「衛生管理してますってポーズ」とウインクされた。慌てて買い漁った者は冷静になり給え
~佐原ディーン 2020/08/05

うた【歌】 

「歌はいい。友達だからな」
~とある老いた羊飼い 

うた【歌】

はじめての子を持ったとき 女のくちびるから ひとりでに洩れだす歌は この世でいちばん優しい歌だ
~新川和江『歌』

うたたね【うたた寝】

海からあがる潮風 絵葉書で見た晴空 
うたたねのために数えるのは 羊ではなく思い出
~槇原敬之『うたたね』

うでのなか【腕の中】 

ここで、良し。 
眠ってくれて 
腕のなか
~寛生

うめぼし【梅干し】

 「梅干しってのは塩辛くて酸っぱいから殺菌作用があるんだよ それを減塩だハチミツだってあたしゃ好きじゃないね!」
~安田弘之『ちひろさん』

うわさ【噂】

事実は時に作為的だが、噂は本質をのぞかせる。
~『イングロリアス・バスターズ』

うんせい【運勢】

「運勢は、生まれた日より選んだ服で変わると思う」 
~ルミネの広告

エスカレーター【Escalator】

上りのエスカレーターを下に逆走して遊んでる子ども二人組がいたんだけど、きゃっきゃ言いながらはしゃいだ後フッと「なんかこれ、人生みたい!」って無邪気な声がデパートに響き渡って、ブルースは加速していって、子どもたちは迷子になって泣いてた
~エビフライダー

AVじょゆうをみかけたばあい【AV女優を見かけた場合】

好きなAV女優を街で偶然見かけた場合、「いつもお世話になっています」と話しかけるのは下品だし、かといって「はじめまして」と言うのはウソになる。よって、正解は「だまって敬礼する」である。
~ バカリズムのエロリズム論

エロ【eroticism】 

本当のエロとは、ひとことでいえば、女性はひたすら隠し、男性はひたすら隠されたものを見ようとするところから生まれるものなんです。
~団鬼六

えんそう【演奏】

私は演奏においての正解とはすなわち、音の快感度が一番高いスポットだと思うんです。
~椎名林檎

おいる【老いる】

若死をまぬがれた人間には、その特典として確実に老いていくというありがたい権利が与えられる。肉体の減衰という栄誉が待っている。その事実を受容し、それに慣れなくてはならない。
~村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』

おきなわせん【沖縄戦】

沖縄戦で死闘が続いている間に、東京では大相撲が行なわれていた。
~史実

おとこ【男】 

俺が男と認めるのは、眉の手入れより、ハンダ付けができるかどうかだ  
~明和電機

おとこうん【男運】

『男運悪い』という言葉は、予言率100パーセントの便利単語
~とある言葉

おとこをねらうポイント【男を狙うポイント】

男を狙うポイントは「才能」のひとことである。「あなたには才能があるわ。他の人には見えなくても、私にはわかるの」と上目遣い斜め45度の視線で決めれば、まず80%の男は落ちると断言してよろしいであろう。男が待望しているのは、「それが備わっているのかどうか、ちょっとだけ自信がない」美質についての「保証」のひとことだけなのである。
~内田樹『ひとりでは生きられないのも芸のうち』 2012/04/28

おとな【大人】

「大人になることがどういうことかを教えてくれるのは大人じゃない。自分より年下の人間だ。」
~とある言葉

おとな【大人】

大人というのはあくまで容れ物です。そこに何を入れるかというのは、あなたの責任です。ちょっとずつそのへんのものを容れ物に入れていくことからすべては始まります。
~村上春樹

おとな【大人】

大人というのは、最低限の条件として「世の中の仕組みがわかっている」ことを要求されます。ここでいる「世の中の仕組み」というのは、市民社会の基礎的なサービスのほとんどは、もとから自然物のようにそこにあるのではなく、市民たちの集団的な努力の成果として維持されているという、ごくごく当たり前のことです。現に身銭を切って、額に汗して支えている人たちがいるからこそ、そこにある。
~内田樹『街場のメディア論』

おなか【お腹】

 「一番いけないのは、おなかが空いていることと1人でいることだから」 ~『サマーウォーズ』

おなじはなし【同じ話】

酔ったおじさんが同じ話を永遠と繰り返す問題、「そこがサビの部分だから」という革新的なアンサーを聞いてからは、「あー。ここがサビなんだなぁー。」と思えるようになったので、ライフハックだと思います。
おじさんをすこし優しい目で見れるようになります。
~プロ奢ラレヤー

オリンピック【五輪】

問:「オリンピックのマークはどうして5つの輪なのですか?」
答:「輪は、中抜きを表現しています」
問:「どうして輪が5つ重なり合っているのでしょうか?」
答:「複数の中抜きの主体が、相互に協力しながら、ひとつの運動体として機能していることをあらわすためです」
~小田嶋隆

オリンピックとコロナ【五輪とコロナ】

後輩が「コロナが収まってないのにオリンピックやろうとする日本って、風邪で高熱出てるのにオナニーする俺と似てる。日本は俺。俺は日本」と言っていた。なんだか分からんが力強い発言である
~佐原ディーン