筋肉飼育委員、はじめました①モチベーション
【はじめに】
これは、ダイエット初心者による自らに対する人体実験の記録です。
自分で納得して実施していますが、効果の程は保証できません。
おい!ワタシの上腕二頭筋!…キミはいったいどこにいるんだい?!
体重70kg台が現実味をおびてきた今日この頃。
さすがにマズイと、活動を始めました。
YouTubeのダイエット企画を見たり、低カロリーの料理本を買いあさったり、怪しげな健康食品に手を出したり…。
しかし、一向に続きません。
なんなら、実施すらしない始末。
仕事帰りはいつも、無意識にマックのドライブスルーに吸い込まれる毎日でした。
そんな私に、衝撃の出会いがありました。
溶けかけたクーリッシュをくわえてソファに転がっていたときのこと。
自動再生にしていたYouTubeから、なかやまきんに君のあの声が聞こえたのです。
「おい!オレの上腕二頭筋!」
定番のネタですが、私はふと思ったのです。
厚い脂肪に囲まれた二の腕はブヨブヨとたるみ、話しかけようにも私の上腕二頭筋はきわめて貧弱で、弱々しい存在でした。
弱きもの…それは、私の筋肉。かれらは私の助けを待っている!
この瞬間、私のダイエット生活は始動しました。
猫を飼えないなら、筋肉を飼えばいいじゃない
突然ですが、ペットのいる暮らしが私の長年の夢でした。
諸事情あって飼えない今、「何かを愛でたい!」「何かをお世話したい!」という欲求が常にありました。
幼きものを育て、成長を見届ける対象を欲していたのです。
それこそが、自分自身の筋肉でした。
きんに君のマネをして気づいた私の筋肉は、まるで放置猫のようでした。
餌を与えられず、閉じ込められ、哀れにも忘れられた存在で、けれども健気に私の一部として生きていたのです。
そこで私は、やせ細った筋肉ちゃんをお世話し立派に育て上げる保護活動=ダイエットととらえることにしました。
自己管理などと考えるとやる気はまったく起きませんが、ペットのお世話なら話は別です。
しかも、筋肉は育てれば動きや見た目に必ず反映され、健康になるというメリットをもたらします。これは筋肉ちゃんが“なつき”、“芸を覚えた”状態と言ってもいいでしょう。
愛しの筋肉ちゃんを育ててやろうではありませんか!
なかなかおかしな内容ではありますが、この発想の転換が、私のモチベーションアップに欠かせないのでご紹介しました。
次回は、私の食事事情についてお伝えします。
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