私の芸術運動142本を持つ、旅に出よう。
お恥ずかしながら30代を超えて初めて恋人に連れられ武道館でロックバンドのライヴというものに行きました。
音楽は好きで聴きますがかなり好みは偏っていて、ブルーハーツ、ハイロウズ、RCサクセション、ミッシェルガンエレファント、あたりが大好きで今でもずっと聞いてます、あとは洋楽です、カントリーミュージックやらパンクなんかも大好きです。
そんな私は油絵を描いていますが、常日頃思う事がありまして、それは音楽の方がメッセージ性という意味でストレートに人の心に刺激として与えるのが絵よりも断然優れているなという事です、音楽を聴くと高揚感がありなんとでもなる様な無敵感を感じます、まさに心はロックンロールです。
初めてライブに行った私はボーカルの曲の合間に話す言葉が直に飛んできて目が合ってしっかり伝えてくれていると言う印象をおぼえ感銘を受けました、しかし同時に切なさみたいなものを感じたのも事実です、そのボーカルは言いました「今この瞬間を生きていて良かったと思ってほしいし、僕らはそう思ってます」と。
心に響いて鳴り止まない音楽、しかし歌い手はその一瞬一瞬に全てを込めている、即効性があるが耳が痛くなるまで何度も何度も歌います、声は発したら物理的には消えてゆく、伝え続ける、歌い続ける事が音楽という芸術なのでしょう。
私のやる芸術は絵画です。音楽の様な即効性もありませんし、言葉にできる様なメッセージ性もありません、見た人がそれをどうするのか?に全てを託していくしか無いのです、私が描いている姿をみんなは見ませんし、私も見せません、芸術とは?とよく自分に自問自答します。
私は30才を迎えた時に40才までの10年間が私の画家としての1番の頑張り時だと感じました。
32才になった今、コロナ禍も抜けて、そろそろ個展も出来るなと考えている今日この頃、他にもやりたくてもなかなか進んでいなかった事にも挑戦できる様な兆しが見えてきた様に思います。
本の出版や、私の絵画をデザインとして活用した本関連のグッズなどを作りたいなと昔から常々思っていました、ブックカバーや栞などです、それに旅の要素を加えたいと考えています、いずれそれらの仕事が一つに統合されれば、私のやりたかった事が実現してきます!!!!
皆さんが私の芸術観を通して芸術を体験する、そんな事を考えているのです。
私はコツコツ自分が今できる事を積み重ねていくしかありませんが残りの人生を使って実現するつもりです。
本を手に、旅に出る、そんな芸術運動を私は提唱します、詳しいことは言いませんけれども、皆さんの旅行が芸術を帯びる日を楽しみにしています、この芸術運動は私の思う限り日本人の在り方を改めて問い直す事にも繋がると思います。
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