【ホロスコープ】積極的を考える
新年度が始まり、気持ち新たに行動する機会が増えるこの時期にぴったりの「積極的」を考えます。
ホロスコープ的には、個人の特性を判断する場合、エレメントの「火」に該当する星座の数などで、
対象者の積極性を推し量るような使われ方をすることが多いかと思います。
ただし、火の星座が少ないからと言って、自分には積極性がないのか?と思うこともありますし、
火の星座の数が多いわりに、自分はあまり積極的ではないよな?と思うこともありますので、
今回はそこら辺を深堀していきます。
1. はじめに
積極的とは、主体的に行動し、よい結果に結び付けるといった、割と肯定的な意味合いで使われることに対して、
主体的に行動したが、悪い結果になってしまった場合は、無謀などと表現されます。
また、積極的の対義語として、消極的がありますが、
なかなか主体的に行動しない様子を肯定的に表現したものに、慎重、などの表現があります。
これらに共通するのは、
何れも個人の行動特性を表現しているものだけではなく、
行動した結果を踏まえた表現になっているのがわかります。
2. 個人の行動特性を考える
徒競走でおなじみの
位置について、よーいドン!
これは、全員が、同じようなタイミングでスタートします。
みんな早くゴールしたいし、スタートのタイミングもある程度予測出来る。
どんなに普段慎重な行動をとるような人でも、
周りが走り始めたのを確認してからスタートする、なんてことはせず、
ドン!の声が聞こえて、スタートすることでしょう。
バンジージャンプについて考えます。
特に今までやったことがない場合であれば、余計に飛ぶまでの時間は個人差があるかと思いますし、
もちろん、命綱がなければ、飛ぶことさえしないでしょう。
ジャンプ台に立った瞬間から、
命綱を設置し、
スタートの合図を受け、
ジャンプするまでの時間が、個人の特性に大きく関わってくるのだと思います。
冒頭の用語に関して言うと、
命綱設置前に飛んでしまうと、無謀だし、
いつまでたっても飛ばないと、消極的。
他の人のジャンプの様子を確認したり、
命綱の仕様を確認していれば、その人は慎重
と表現されるのかなと思います。
3. 特性+環境が実際の行動に現れる
以上を簡単に図化しました。
行動とは、
ある事柄に対して、個人の特性要因と、自身の経験や環境が重なって、実際の行動となって現れます。
先のバンジージャンプにおける行動においては、
バンジージャンプを経験したことがあれば、1回目より2,3回目のほうが早く飛ぶでしょうし、
友人と行くような場合であれば、自分より消極的だと思っていた知人が先に飛べば、
自身の行動も変わってくることでしょう。
これらは、自身の特性ではなく、経験や環境によるものです。
ホロスコープで見える個人の特性というのは、
行動を補完する要素であって、実際の結果ではありません。
とくに、特性を把握していなければ、なおのこと。
自分の経験や、周囲環境によるものを自身の特性と捉えて、
占いを当たりはずれというエンターテイメント色強く扱われるものこういうことから来てしまいます。
本題とズレて来たので、今回は割愛!!!
自身の積極性に関して、ホロスコープから見えてくるものと、自身の認識のズレは、このようなところから来るかと思います。
自身が経験を積めば、それだけ、行動に対する免疫がなくなる分、スタートは切りやすくなりますし、
周りの援助などがあれば、なおのこと、思い切ってスタート切れることでしょう。
以上のように、行動の質を上げるのに必要なのは、
個人の特性把握及び、自身の環境の質を上げることになります。
4. 余談 テーマパークで個人の特性
例えば、ディズニーランドに行くとします。
チケットを購入し、入場ゲートを通って、まずはどこから乗る?という流れになると思いますが、
このような素に近い状態で現れてくるのが、個人の特性なのかな、なんて想像します。
新しいテーマパークが出来たらからまずはそこから行く!
という猪突猛進型の方は「火」の要素が強い方だと思いますし、
ファーストパスの時間だったり、イベントの時間だったり、様々なことを確認しながら、行動を決めるのは「地」の要素が強い方なのかなと思います。
ここら辺も、星座別行動パターンなんてやってみても面白いと思いますね。
以上、新年度が始まり、気持ちを新たに、なにか積極的に行動しよう!と思うような時期だと思います。
ぜひ自身の特性を踏まえながら、無理なく積極的に行動されてみてはいかがでしょうか。