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いま、僕が YouTubeをはじめたワケ。
はじめまして!Hiroki Takasakiです!
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越谷に移住して、映像制作の仕事を始めて、食べられるようになって2年目になるビデオグラファーのHiroki Tkasakiです。
昨年、ありがたいことに法人成りしました。
元々は音楽をやっていましたが、
家族・子供ができて音楽で生計が立てられないことがきっかけになって、興味があった映像制作にチャレンジしました。
1年間映像の学校に通い、その後ブライダル撮影で1年間修行。
今は主に「企業案件」の映像制作をしております。
ずっと YouTubeチャンネルを立ち上げたかった
仕事で制作をしているのはプロモーションムービーや、コンセプトムービーです。企業案件はとても楽しくて、クライアントと共に一緒に作っていく事にやりがいも感じています。
ただ、企業さまに「YouTube始めた方がいいですよ」とか、「映像制作絶対したほうがいいですよ」って伝えている中で、自分自身がYouTubeをやっていないってことにすごい歯痒さを感じていました。
たまたま今回、初めて企業さまの「YouTubeチャンネル」の立ち上げから全てを担当することになり、それがきっかけにもなって、自分も「YouTubeチャンネル」を立ち上げてみようという経緯に至りました。
自分らしいYouTubeチャンネル が分からなかった
YouTube自体はずっとやってみたくて何か発信したいなって気持ちはあったんです。
ただ映像制作をやっていて、「こういう風にやると綺麗に撮れるよ~」っていうチャンネルは沢山あるし、かと言って自分がそういうスキルの部分で特化しているところって見つからなくて。
じゃあ音楽は?ってところでも、尚更自分が優れているところがなかったんですよね。
もともとYouTubeって何か情報を与えるってところが主流のメディアだから、ただ好きなことを撮って発信するってことに関して歯痒さを感じていました。決してそれが悪いわけじゃないんだけど。表現者として、コンセプトを決めたものがあれば発信したいなぁと思っていたんです。
自分が住む街 「越谷」 に恩返しをしたい
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僕が映像制作で「企業案件」ができるようになったのは、実は越谷の地元の人たちとの繋がりがきっかけだったんです。
越谷の右も左も分からない僕が来て、最初は音楽をやっていたので、僕を「音楽をやっている人」っていうイメージで広がっていきました。
でも、「音楽では食べていけないから映像の勉強して仕事にしていきます」「もしなんか映像で困っていることがあったらなんでもやります」って言って、口コミで僕を広げってってくれたのが、実は越谷の方だったんですよね。
それでちょっとずつ、地域のお店さんの映像制作からはじまって、それから地元企業さんの映像制作と仕事のスケールがどんどん大きくなっていって、今では独り立ちして自分で仕事が取れるようになりました。
越谷に来て映像の勉強をして、越谷に来て映像の仕事ができるようになって、越谷に来て映像でご飯が食べられるようになったってところで、勝手ながらこの越谷に感謝をしているんですよね。
きっかけは Lake and Peace ( レイクアンドピース )
フリーランスのビデオグラファーとして活動していたので、地域の方々と知り合える機会も多く、会社員では絶対得られなかった方々との出会いがありました。
YouTubeを始めたいと思っていたのと同じくらい、人脈を築くことができた「越谷」の役に立ちたいという気持ちがあります。
そんな中で、YouTubeチャンネルを始める一番のきっかけとなったのが昨年の”Lake and Peace”です。
Lake and Peaceは、越谷レイクタウンにある”水辺の活性化”を目的としたイベントです。
「水辺がある街、越谷」ってところにフォーカスして、「こういう街楽しいよね」「残して行きたいよね」というコンセプトの元に動いています。
そのイベントに若者がたくさんボランティアで参加してくださっているってことが、僕の中で大きなヒントになりました。
今、越谷の「街づくり」ってメインで動いているのが40代、50代なんですよね。
20代の子達が全くいないことに、結構僕は危機感を感じていました。このままおじさん達がやっていくべきではあるんだけれど、下の世代の事もちゃんと考えていかなければいけないな、越谷って街に興味を持ってもらいたいなって気持ちになったんですよね。
20代に越谷の魅力を伝えたい
レイクアンドピースにボランティアで参加してくれている大学生や20代の子達って、すごく楽しそうにやってくれるんですよ。
「水辺のイベント」っていう開放感もあるかもしれないんですけど、意外とおじさん達と一緒に「地域を盛り上げる」ことが嫌いじゃない子達もいるんだなって知ることができました。
そして、レイクアンドピースの僕が作った映像を観て、すごく喜んでくれたんですよね。
「すごいっすね!やばいっすね!」みたいな感じで。
「やっぱ越谷の水辺っていいっすね!」みたいな。
それがすごい大きなヒントでした。
僕が映像作れるから、この越谷をかっこよく、ちょっとエモーショナルに撮影して発信したら、もっとこの街のことを好きになってくれるんじゃないかなって。
越谷を映像で切り取って発信することによって、越谷に興味を持ってくれる若者を増やしてこう。それが結果的に、「越谷いいよね。」「やっぱり東京出て行かないで越谷に残るわ~!」とか、笑
「越谷って居心地いいから、越谷で暮らそうかな」みたいに、最終的に言ってくれるような若い子達がいてくれたらいいなと思って、そんなこといきなり無理かもしれないですけど、そういう想いをこめて、YouTubeを始めることを決めました。
20代と作る 映像コンテンツ
普段は企業案件で映像を作っているので、自分がやりたいようにやる制作物(作品)を作ってみたくて、完全にやりたいようにやりました。笑
どれだけエモーショナルなショットを撮影できるか、いかに女性を綺麗に写せるか、エモい光の具合とか、自分が好きなように撮って発信したいなと思って。
自分のやりたいようにやるということプラス、「越谷のことを発信する」って以外にも、もうちょっと他の方とも一緒にやって、そのコンテンツに強みがもてればいいなと思ったんですね。
そんな中できっかけになったのが、僕の妻が昨年、コピーライターの阿部広太郎さん主宰の「企画メシ」の企画生として参加していまして。
そこにはコピーライターやデザイナー、ライターなど、企画で飯を食べていきたいよねっていう色んなクリエイターの人たちが集まっていて、オンラインサロンというか、期間限定のスクールみたいなのものをやってたんですけど。
そこで妻が知り合った一人のプランナーの方に、すごく僕が興味があって、その方にダメもとでオファーしてみたんですよね。
YoutTubeをやりたい、越谷のことをフォーカスしたい、自分が好きなものを撮りたい、ここに企画みたいなのをつけてくれませんか?
と、ご相談をしたら、すごく快く受けてくれて。
じゃあこういったことやってみたらどうですか?というのを何パターンも作ってくれました。
しっかりこちらの想いを汲んでくれて、「こういうターゲットにこういう目的でやってみましょう」「こういうコンテンツだったら、髙﨑さんの映像と多分フィットすると思います」というアドバイスをしてくれて、【KOSHIGAYA STUDIO】という越谷をドラマティックに切り取った映像作品を発信するチャンネルができました。
越谷×恋バナで 「コシバナ」
【KOSHIGAYA STUDIO】から、第一弾として、発信したのは、越谷×恋バナで「コシバナ」。
越谷で恋する若者達を片方の視点だけで展開してくという、web短編ドラマです。
妻の知り合った企画生の方が脚本とストーリーを作ってくれました。
僕だったら、このストーリーとかも作れなくて、ただ好きなように撮るだけで、着地がなかったので、本当に感謝しています。
「チャンネル登録者数1000人集まるまで、僕がサポートします!」
「自分の企画が形になっていくことに喜びを感じています」と言ってくれたこともすごく嬉しかったですし、もしかしたら、コシバナ以外のことも彼と一緒にできれば面白いなって、このコラボ自体もすごく楽しんでいます。
妻が歌う エンディングソング
自分の妻もこの企画に参加してくれています。
“コシバナ”の完成が見えてきたところで、エンディングソングがあれば良いなと思い、妻に声をかけました。
妻とは長くずっと一緒に音楽をやってたから、当たり前のように、何も言わなくてもこっちが思っていることを形にしてくれました。
ほぼ1日で、僕が作った映像をちゃんと汲みながら、こういう曲が良いんじゃないかと形にしてくれたので、すぐレコーディングして、配信日当日に間に合わせました。
若者が「越谷」を好きになれるように
そういうことで、僕は今回このYouTubeは、自分の独りよがりの部分もあるんですけれども、それを色んな方に応援してもらいながらできてるなって気がするんですよね。
妻が知り合った企画メシの企画生の方と、妻と。そして「YouTubeやります」って言ったら、SNSでアドバイスしてくれる人もいて。正直YouTubeを今から始めるって悪いことじゃないけど、「え?今からなの?」ってところもあると思うんですよ。
僕自身、やるからに何か結果出したいなと思うので良いコンテンツを発信していきたいです。
直結的にお金にならないとは思うんですけれども、自分の作品をアウトプットする場所で、コラボレーションとか生まれる場所であればいいなと思いますし、あとは何より若い方が”越谷に興味を持ってくれる”っていう目的から、ブレずに進んでいければなっていう風に思ってます。
越谷に来て、映像制作を始めて
越谷に来て、映像でご飯が食べられるようになったので、
越谷っていう場所を僕が作る映像で恩返しできればいいなと、
それを観て越谷に興味を持ってくれる若者が増えてくれて、越谷の街づくりに参加してくれたりとか、越谷に住みたいって思ってくれるような人たちが増えてくればいいなと思い、YouTubeを始めます。