オレの2024年の5曲
年を重ねると、ポップミュージックに興味がなくなるのでは?
若者たちの葛藤や欲望、表現に共感できるのか?理解できるのか?楽しめるのか?嫉妬とかして謎に見下さないだろうか?歌詞を「稚拙」「幼稚」と勝手に判断してバカにしないだろうか?
と危惧しておりましたが、30代後半アラフォーという微妙な年齢であっても、めっちゃ大丈夫でした。流行りの音楽を聴いても、めっちゃ心動かされました。エモくて震えるときもありました。
ということで、筆者が2024年によく聴いたポップミュージック5曲を紹介してみます。一部、古い曲もある。
【TRACK15 - 青い夏】
夏の青春を、ギュッと濃縮したような恋愛ソング。
歌詞もサウンドもキラキラしてるし、この曲の雰囲気にボーカルの方の声がめっちゃマッチしてます。
私のようなプチロートルになると、恋愛感情を悪用して、人をいじめたり、金銭を巻き上げたりする連中がそれなりにいることがわかり、恋愛感情自体をうっとおしく思いがちですが、この曲で描かれているものは、プラトニックなそれで、前向きな意味で魂が震えるのでした。
かつてあったステキなものが、取り戻せるような感覚。あーそうそう、YOASOBIさんをはじめて聴いたときと似たような感じがしたぜ。10代の頃に戻った気分になれる。
ということで、老いへの抵抗として、愛聴しているのかもしれない。
【Billie Eilish - BIRDS OF A FEATHER】
よく聴いた、というよりも、さまざまな場所やラジオとかでよく流れてたな。上の映像は、パリ五輪の閉会式で演奏したやつ。
ビリーアイリッシュは、囁くように歌うイメージがあるけど、この曲はしっかりと歌い上げるし、浮遊感のあるサウンドとビリーの歌声が相まって、何度も聴いてると、FEATHER(羽)のように、どこか遠くへ飛んでいる気がしてきます。
という謎の感想はさておき、ビリーアイリッシュ、毎年活躍してるよな。すげーよな。
【藤井風 - 満ちてゆく】
映画『四月になれば彼女は』の主題歌のライブバージョン。
原作の小説を、2016年、発売されてすぐに読んだ記憶があるな。
2016年、作者の川村元気さんがエンタメ業界でもっとも影響力のある人みたいなイメージが当時あったと思う。川村さんがプロデュースした新海さんの『君の名は。』も、2016年の映画でしたね。
で、藤井さんは、音楽業界でもっとも影響力のある人のうちのひとりでしょう。2024年も、存在感ありまくりでしたね。
『満ちてゆく』のこのライブバージョンは、藤井さんのボーカルだけでなく、コーラスもすごいよいです。
【Taylor Swift - Fortnight (feat. Post Malone) 】
テイラースウィフトの曲を何度も聴くなんて、数年前は想像もしてなかっただろうよ。
ポストマローンには少しだけはまった時期があったので、それのおかげかもしれない。
この曲だけでなく、この曲の入ってるアルバム全体も結構聴いたな。夜、会社から帰るときに。落ち着いた。
【Talking Heads - Life During Wartime】
トーキングヘッズは、70年代〜80年代に活躍したアメリカのロッバンド。91年解散なので、リアルタイムではまったく知らん。
学生のときにちょっとだけ興味のあった時期があったが、なぜか今年、この曲以外もよく聴いた(サイコキラーとか)。youtubeのアルゴリズムのおかげ(せい)かも?
ダンサブルだし、神経質な感じのボーカルが好きですね。やっぱ踊れる曲がいいのよ。あと変態的なのもいいのよ。
トーキングヘッズのみならず、昔ハマってた海外ロッバンドの音源をyoutubeで聴きがちな毎日です。
2025年も、ミーハーかつ温故知新で。
(了)
※トップ画像は素材で作ったやつ