絵本の塾は、バッチバチ💦
講談社絵本新人賞の
「いっぺんやってみたかってん」
2作目の「トイレロケット」
こころの絵本大賞
「ひよこがほしいもの」
ビルボ絵本大賞
「そこでええはなさかせてや」
そして「おいしいあまもり」
は、絵本塾時代の作品です。
この当時のラフが、他にもまだあります。
これから、順に出していけたらと思っています。
なぜ、絵本塾に通っていた当時のラフが未だに活用できているのか。
(僕もまだまだ勉強中ですが、誰かに届けという思いから)
その当時から意識していたことを書いていこうと思います。
僕が通っていた、四日市市にある、メリーゴーランドの絵本塾は、入塾するためのオーディションがあり、僕は2回落ちています。
数年掛けて、3度目で合格して、通い始めました。
有料ですので、1年で結果を出すと決めて行きました。
結果的に2年通いました。
通いはじめの頃は、ブタが主人公のお話しを作っていました。3回ほど続けたところで、当時の講師である 編集者に、
「あなた、ずっとブタでいくつもり?」と言われ、
意気がっていた僕は、「はい!」と気張って言ったは良いものの、その言葉がグサリと刺さりました。
それから、路線変更して
ひよこの話が出来たり、
ぽっかりライトせんせいに通じる、家電3台の話しの絵本を直して直して作っていました。
その後、その家電のお話しから、いっぺんやってみたかってんに変化しました。
そして
ある日、ある受講生が、たまに2作同時にラフを出していたのを見て、それって良いの?と思いつつ、
僕も、それから毎回、直したものと、新作と2作出すようにもなりました。
(それが良かったかどうかわかりませんが…)
とにかく人の目なんか気にしている場合ではありません。
そのくらい必死でした。
2年目の始めに出来たのが
いっぺんやってみたかってんでした。
その塾は、デビューが決まると、その年で卒業しなければならないので、
絵本塾の最後の方は、新作ラフ2作など出しまくっていました。
それは、いろんなパターンの作品を出して方向性だけ探るためです。
(講師の仰った言葉をメモして後に活かせるようにしました)
もし絵本作家として続けていくなら数は必要だと思っています。
もちろん、練り直しも大切ですので、胃をキリキリさせながらでも、歯をくいしばって出していかなければなりません。
厳しい絵本スクールだと、仲良しこよしで通うだけでは、難しいと思っています。
みなさんライバルですし、講師との真剣勝負ですから、バッチバチ!でした。(今は仲良くさせていただいてますが)
人にもよるとは思いますが、乗り越えなければならないのは、絵本がどのような仕組みになっているのかを理解してみることと、
プロになるのですから、楽しいだけではなく、胃をキリキリさせながらも、歯をくいしばって出していけるかだと思います。
いつまでも独りよがりの作品(これは判断が難しいですが)ばかりでは、採用されません。商業出版(出版社にお金を出していただく)を目指すのであれば、僕もですが、絵本の形を理解しようとし続ける努力は必要なのだと思っています。
ただ、厳しい所に通ってると自己肯定感が下がり、自分の作品の良さが見られなくなることもあります。
そことの戦いが非常に大切で、
この方の作品は、良い作品だなと思っていても、途中で折れてしまう方を何人も見ています。
もし、プロを目指されて通われてるのであれば、講師の方の意見も取り入れながら、自分を貫く戦いも楽しんでいただけたらと思います。
頑張っていきましょう!😊
今日も最後までありがとうございました。
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それでは!