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しんどかったんだよ今回は
前回の中間報告から間が空いてしまいましたが、実はこの間結構しんどかったのです。
痔で。
いや、まじで痔で
マジ痔。まじじ。
事の経緯
①ひどい便秘
前回の記事で書いた通り、抗がん剤が変わりました。この新しい抗がん剤の副作用に便秘があり、自分はそれがかなり強く出る方で便秘となってしまいました。いやぁ便秘がこんなにつらいとは・・・。
数日出ないのです。全く。もう腹痛が悶絶レベルで襲ってきます。
出そうにも肛門部分で塞がれてて出そうにありません。下剤だのなんだの使いましたが便の「ここからは動かぬぞ」という弁慶の如く意思がバシバシに感じられ固まっています。
そこで自分は切腹スタイルと呼称しておりますが、タオルを丸めて口で噛み、唸り声を上げながら思いっきりいきむ方法。
これでなんとか塞いでいた弁慶をどかすことに成功したわけですがこれには大きな代償を払ったわけです
②切れ痔の始まり
弁慶が関所を通過する際に、関所の大きさよりも大きな弁慶が通過したため関所の外壁を壊していきました。そこから大量の出血が流れ出て、この外壁の修復が全然されぬまま第二・第三の弁慶候補を通過させなけれならなくなりました
③外壁の損傷の拡大
一度壊れてしまった外壁に弁慶の後輩たちが襲いかかります。この頃にはトイレに行くたびに大声が出てしまう状況となっています。妻曰く、トイレに入って大声だして壁をドンドン叩いて、壊れちゃったのかと思ったと。
便をするたびに関所の外壁の損傷はどんどん大きくなりました
④最終形態
もうね、何をやってても痛いのです。この状態になると。便をすれば激痛なので便をしたくなく、それに伴い食事を避けるようになりました。
体重も10kg減ってしまったのですが、これは何より貯蓄がいっぱいあったんで見た目に大きな変化は無かったようですw
しかしこの頃には椅子に座っているのもしんどく、ほぼ横臥状態でなんとか仕事をしながら回復する日を待ったのです
春は来なかった・・・
そんな日を過ごしながら、ある日リモート会議に参加している時に便意が来て、中座してトイレで悶絶絶叫を上げていた瞬間、ハッとしたのです。「俺はなぜこの状況で仕事をしているんだ」と。
残念ながらおしりが回復するまえに、心が折れてしまったのです。
そして伝説・・・じゃなかった、おやすみへ・・・・
ここまで来て、ある決断をしたのです。「仕事よりもまずはお尻を治そう」。
少しの間休職させていただくことにしました。
そして通院をし、下剤等で便意をコントロールしながら様々な投薬でなんとか症状が緩和されて来たのです。
結局2週間程度のお休みで復帰出来ました。この間、妻・会社に迷惑をかけましたが、何とか・・・。
薬の副作用なので今もお腹の症状は毎日違いますが、薬でのコントロール方法がなんとなくわかったので、今はまた毎日元気に仕事しています!
今回の気付き
自分ではどうにも出来ないことがある。弱音を吐きたいときだってある。心が折れそうなときだってある。その時に自分の今の状況・感情を伝えられる人が身近にいるかどうかはとても重要だと再認識しました。
幸いにも、妻や会社の仲間にはそれが出来た自分は幸せ者です。
今は?
これが起きたのが10月後半くらい。現在は比較的お腹も落ち着いているし、損傷した外壁はおそらくほとんど修復されています。
ただ、今回新たに挑戦した抗がん剤は副作用はあれど、効果があったとは認められなかったためまた変更となります。それはまた別のお話で。
余談
まじでお尻が痛い時に助かったグッズ。
赤ちゃん用のおしりふき。トイレに流せるやつが最高です。