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PART11「元気過剰。」

※この記事はTinderのプロフィール欄を使って
定期更新しているエッセイのバックナンバーです。

博多屈指のラーメン屋「博多元気一杯!!」。
外観こそ隠れ家のような建物、中は至ってシンプルなラーメン屋。昭和チックな明るいカウンターとテーブルの小さなお店だった。迷わずにレギュラーの豚骨ラーメンを注文。数分で着丼。博多ラーメンは麺が極細だから湯で時間が短い。テイクアウト対応をしている時の吉野家ぐらい提供が早い。いざ実食。まずはスープからだよね。ズルルル。…!!!なにこれ!アホみたいにコッテコテ!!!ラーメン屋の格はスープでおおよそが判断できる。この時、ボクは東京にある博多ラーメンはあくまで東京人に向けられた味付けなのだろう、と勝手に分かった気がした。…かなりの練度を感じるこのラーメンはとにかく濃厚で際限なく味がしつこい。しつこくて美味い。しつこくてうざったいのに何かあの人好き。こんな感じである。もちろん完飲はできなかった。やはり食えない男なのである。店の出入口には店主監修のカップ麺が置いてあった。
うんざりに近い満腹で誰がこれ買うんだい?大将。
せっかくの博多、一日三食ラーメンを心に誓っていたがもう辞めた。続
 

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