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詩「『スワイプ2』」

20240814

ねえ スワイプ ホントに あっ ホントに ああっ
もう 喋らせてよ ホントに 2ミリだったの?
スゴい 何これ 見たことない 人間なの?
あっ ダメ スワイプ! スワイプ! ああ!

「おい 聞いてるのか?」
「ん? ああ うん いや え?」
「ダメだこりゃ スワイプの夢遊病生活だ」
「何だよそれ なんか格好良いな」

ダメ! それ以上は無理! 壊れる!
2ミリだった頃のあなたに戻って!
優しく! あっ! もうダメ!
爆発する! 超新星の方! 綺麗!

「宿題やって来たのか?」
「え? ああ うん やってない」
「やっぱり だらしねえなあ ノート貸すよ」
「ごめん ありがと 写すわ」

はあ はあ スゴかったわ スワイプ
久々にこんな感情になったかも
またお願い出来る? お金は払うから
ねえ 待って 最後にもう一度……

「も もちろんだよお」
「は? 何言ってんだスワイプ!」(一同爆笑)
「え? あっ ごめ ごめんなさい」
「お前成績落ちてるぞ なんかあったのか?」

スワイプ また来てくれたのね
もっとスワイプして ね?
私だけのことを考えさせてあげるから
もう2ミリのことは忘れて良いわ ね?

「日本列島に跨るペニスの名前は?」
「スワイプ! あ 通常時のスワイプ!」
「おいおい それは無理があるだろう」(一同白目)
「でも! でもあの人はそうって!」

そうよ スワイプ あなたじゃなきゃダメ
満足出来ないわ 粗チンどもの相手は疲れるの
マリアナを満たせるのはあなたしかいないわ
あなたは 星とファックしているのよ

「ああ 気持ち良い」
「先生! またスワイプ君が存在証明してます!」
「おい 誰か保健室に連れて行ってやれ」
「えー また俺かよ イカ臭くなるから嫌なんだよ」

スワイプ ねえ またしましょ?
ああ そう そこよ イメージして
あっ 当たってるわ 上手上手
私がいつでも あっ 相手 あっ
あっ あっ あっ あっ あっ

「あったまおかしくなったの?アンタ」
「へ? え? 保健室の先生ですか?」
「そうよ それにしても ズボンが凄いことになってるわね」
「あなたは! もしかして 本物のマリアナ?」

(それからしばらくしてスワイプと保健室の先生は学校に来なくなった
 俺たちは色んな噂をしていたけれど 俺は真実を知っていた
 スワイプはおかしくなっちまったんだよ
 だって 「地球との子供が生まれる」なんて言ってたんだぜ?

 正直 寂しかったよ あいつとは幼稚園から友達だった
 いつもイカ臭かったけど 悪いやつじゃなかったんだ
 うん そうだな 存在証明がしたかっただけだ
 え? 保健室の先生? ああ そりゃ美人だったよ 巨乳だったし)

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