見出し画像

「折紙世界チャンピオン」と僕が名乗る理由と成し遂げたい事。

「世界チャンピオンってどういうこと???」
「そもそも、折り紙の大会ってあるの??」
「どうやったら勝てるの?評価基準は?」
「その場で作るの?」

。。。と会う方に決まって聞かれるので、そのたびに直接ご説明していたのですが、Twitterで友達と話していた時に「そういえばnoteに書けば良いのでは。。。?そういえば一回も折紙について書いてないぞ。。?」と思い至り筆をとっております。

世界中から募集してる、折紙コンテストがあります!

「日本折紙コンテスト」という日本折紙協会と日本折紙博物館が共同で主催している、4年に一度開催されるコンテストがあります。外務省、文部科学省、NHK、石川県、加賀市、加賀市教育委員会などと、結構な大御所が後援している賞です。なんかすごい。

画像1

国内外から性別年齢を問わず応募があり、最高賞のグランプリは一般の部と小学生以下の部に別れ、さらにそこから個人と団体に別れます。僕は2005年に開催された第2回日本折紙コンテストにて、小学生以下の個人の部で最高賞グランプリを頂きました。

国内外=世界中から応募ある賞で一番を頂けたので、その時以来、自己紹介の時に「折紙で世界一になったことがありまして。。。」と言うようになりました。結構面白がってくれる人も多く、なんなら折紙作って!と頼まれることも多かったので折紙は大抵持ち歩くようになりました。


どんな基準で応募できるの?

誰でもできます!応募作品の規格としては、こんな感じでした。

なんせ十五年ぐらい前なので今は変わってるかも。

スクリーンショット 2020-03-08 11.20.24

日本折紙協会の月刊誌より。まとめるとこうです。

立体作品
 団体:60cmの立方体に収まるサイズ
 個人:32cm x 26cm x 18cm以下
平面作品
 団体・個人共通:45cm四方以内

詳しくは、公式ページをご覧ください!日本折紙協会について

評価基準も調べましたが、公表していなかったので謎です。ただ、想像するに以下の2点がメインだったのでは。。。?と思います。

・折り手の技量、「折紙」としての完成度
・作品全体としての完成度、バランス
*審査員のコメントからの推測です。


で、何を作ったの?

画像2

どーーーーーん。

僕が10歳の時の集大成「昆虫大図鑑」です。

当時ムシキングが大流行してたので、カブトムシ、クワガタムシなど昆虫全般が好きにだった僕は、こんな感じで「自分が今作れる昆虫全部並べたらかっこいいのでは??」と思いつき、自分の「好き」の集大成を作ろう!どーせなら賞にだしてみよう!ぐらいの軽い気持ちで、だいたい1ヶ月ぐらいで作り上げました。割と大変でした。

ほぼほぼオリジナルですが一部、桃谷好英さんという有名な折紙作家さんの作品をアレンジしています。桃谷さんのデザインは、割と簡単に作れてとてもかっこいいのでオススメ。シンプルな折紙らしさがあふれていて最高です

(あ、↑はアフィリエイトではありませんw)

めっちゃ読みにくいですが、それぞれのカブトムシ、クワガタムシの下には名前が入っています。昆虫の標本箱をイメージして作りました。

基本的には、小学館の図鑑とかの資料を図書館で借りて、カブトムシのデザインを確認、一個ずつそれを再現。。。みたいな地道な方法で一個づつ作っていきました。結構ワクワクして作ってたの覚えてます

画像4

*当時は諸事情あり、本名ではなく「広瀬貴之」というペンネームで応募しました。。。なのでトロフィーも公式の記録もそっちになっています。

さて、賞を頂いた後に一旦満足してしまい、折紙からはしばらく離れていました。友達のプレゼント用にときどき折ったりはしていたものの、英語・フランス語の勉強、ビジネス、マーケなど興味が移って行き今に至ります。


日本人による、世界中の人のための、多言語対応のORIGAMIプロジェクト始めます!

さーて、そして、こちらが本題。。。というか僕が一番話したい部分になるのですが、今の僕が持ってる以下の3つの知識・経験を総動員した壮大なプロジェクトを作ろうと思っています!

・折紙に関する知識、経験
・WEB界隈の知識(サイト構築、運営、)
・海外マーケティングの経験(実務3年〜)

ここ数ヶ月、改めて折紙に向き合おうと思い、昨年の夏には日本最大の折紙関連の協会の一つ、「折紙探偵団」にも入りました。

そこで感じたのは、愛好家の方たちの圧倒的なまでの技術力と、もはや一般的に知られている「折紙」とはかけ離れた造形、超難解なデザインも作りえてしまう設計理論、折紙と関係が深い和紙の世界、折るための紙から作ってしまう猛者。。。などなんとなくは知っていましたが、改めて驚く世界でした。

↑こちらは、折紙界のレジェンド、神谷哲史さんがあのHONDAの70周年記念のプロジェクトでコラボした時の映像(公式サイト)。出てくるモノはほぼ全部折紙です。ノーCG。やばい。かっこいい。

そしてこちらがメイキング映像。

すごくないですか???

やばくないですか??(語彙力崩壊)

でも折紙って知らない人がほとんどなんですよね。。。

というのも、いざ折紙やってみようと思っても、

・そもそも自分には難しそうで無理
・どうやって始めたらいいか分からない
・折り図を見てもよく分からない
・作っても綺麗にできない

とか色々な悩みがあるり、今はそれをサクッと解消するサービスが無いわけでして。色々な形はできると思うのですが、僕ならWEBの知識もあるし、なんなら英語に翻訳もできる。

なら、僕がその悩みを解決できる何かを作れるんじゃないか?と。

通販サイトのように「何か実用性のあるものを売る」という分かりやすい形の事業と比べて、「文化を作る」というスケールの大きなプロジェクトになりますが、作家さんも自分の作品をもっと多くの人に見てもらいたいはず。海外の折紙愛好家と日本の作家さんの間には、分厚い言語の壁がありますが、僕ならそれを壊す仕組みが作れるのでは。

今は折紙を知らなくて興味がない人も、一度折紙の世界に触れてしまったら興味を惹かれて、ハマるはず。

ORIGAMIを世界的にもっと人気で、みんなが知っていて、だれもが気軽に折れる文化にしたい。


。。。こちら、実はプロジェクト名も決まっており、ドメインも取得してサイト構築中なのですが、まだまだ準備中です。

乞うご期待!

最後に

最後に、ここまで読んでいただきありがとうございます!こんな方いたら気軽にご連絡して頂けると嬉しいです〜!Twitterが一番アクティブなので、DMお待ちしております!

・海外に自分の作品を出したい折紙の作家さん(創作・アレンジ問わず)
・プロジェクトを応援してくれる方
・3Dオブジェクト、アプリなど作れるエンジニア


この記事が参加している募集

サポート頂いたお金は奥さんへのプレゼント用に備蓄します