介護の圧倒的コミュニケーション能力
介護のスキルや能力の中で、コミュニケーション能力がほしい、上げたい!と思う方は多いかと思います。
上手い言い回しでご利用者の繰り返しループする話から抜け出すベテランを見て、(こうならないとダメなんだな…。)と思っていませんか?
それも必要かもですが、そこを目指すとコミュ力は付かないと思います。
圧倒的なコミュニケーション能力を手に入れる為は去り際を大切に。
例えば、すごく楽しく喋っていたのに、去り際の一瞬に笑っていない素の表情を見てしまったり。小さくため息をつかれるだけで、楽しさは台無し。
そこで、去り際の一言を工夫することで、お互いに気持ち良く終結させることができます。
たった一言がコミュニケーション力に圧倒的な差を生みます。
①一言伝えてから去る
話している最中に『内線です』『〇〇さんのトイレ介助お願い』と、言われることもありますよね。
その時『分かりました』と、意識が業務に向き、何も言わずにその場を去っていませんか?
必ず一言、『電話がかかってきたので行ってきますね』と伝える。
文字にすれば当たり前のことですが、意外とできていない人が多いです。
②一言お礼を伝えてから切り上げる
同じ話の繰り返しや長話を切り上げるポイントは難しい。
時間に限りもありすべて聞けない時、『ごめんなさい、忙しいので』と余計な一言をつい口にしてしまうことはありませんか?
どうしても切り上げる必要がある時は『そうなんですね。良い話が聞けて良かったです。ありがとうございます』とお礼を伝えてから切り上げてみて下さい。
お互いにとって印象良く終えることができます。
③一言添える
これができる人はそれこそ圧倒的なコミュ力を感じさせてくれます。
『また、その話聞かせて下さい』『良い話で、勉強になりました』
十分に聞く時間がなくても、もっと聞きたかった、話したかったと思っているというメッセージは悪い気はしません。
話を聞いてくれる人に対する信用・信頼は非常に大きくなります。
また聞きたいと言われると素直に嬉しいですよね。
次に繋げる一言は非常に印象良く、信用等にも繋がってきます。
コミュ力が圧倒的に高いと感じる方は話している最中だけでなく、去り際のたった一言ですべてをものにしていきます。
その一言が分岐点になります。
一言あるかないかで人とのコミュニケーションは変わります。
当たり前のことですが、是非、自分の言動を冷静に見返してみて下さい。
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