弁護士解説,受け取ってもくれないのか(最高裁昭和63年7月1日判決)*建物賃借人の地代弁済と第三者弁済
この記事に来ていただき,ありがとうございます。
弁護士の廣井雅治です。
今回は,「判例分析 占有原理の鐘が鳴る」シリーズの第3回目です。最高裁昭和63年7月1日判決を,私なりに解説してみました。
今回の事案の関係図は次のとおりです。
「占有原理」をもとに,現実社会と切り結ぶために,できるかぎり分かりやすく説明してみました。この事案は法ルールが混み入っていることもあり,多少長い文章となりました。
この最判は,『民法判例百選Ⅱ債権(第8版)』(有斐閣,2018)にも掲載されていますので,法律学を学ぶ上で重要な判例だと思います。実務的にも重要な法ルールが数多く登場する事案となっています。
ではまたです。
【この最判の学習者用判例集】
「建物賃借人の地代弁済と第三者弁済」『『民法判例百選Ⅱ債権(第8版)』(有斐閣,2018)
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