「小浜西組」 京の食文化を支えた鯖街道起点の町
比呂池が撮影した重伝建シリーズ10
「小浜」は古から若狭の中心地で、海外や日本海沿岸の各地とつながる「海の道」の湊町として、そして、都へ塩や海産物を運ぶ「陸の道(鯖街道)」の基点として栄えました。
日本海を手前に日本地図を見ると、小浜が日本の中心であることがわかります。上陸すれば京都はすぐ近くです。
江戸時代になると小浜城が築城、城下町が整備され、東・中・西の3組に分けられました。
現在の小浜西組の古い町並は、1888年(明治21年)の大火以降の建物が主体で、商家町・茶屋町・門前町で構成されています。
重伝建地区に指定されている小浜西組の中でも、往時の面影を色濃く残している茶屋街
150年の歴史がある料亭
子どもの無病息災を願って祀られ、8月の地蔵盆では子どもたちが化粧直しをします。
国の登録文化財
明治22年建築の元薬店蔵 レンガと白壁がモダンな西洋風建築
令和3年度(2021)版 伝建協機関誌「歴史の町並」表紙に画像を採用いただきました。
伝建協 > 小浜西組
https://www.denken.gr.jp/archive/obama-obamanishigumi/index.html