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食堂(トラペザ)

祈りが終わると食事となる。
ただ、この時間も祈りの一部、私語は決して許されない。
係の修道士が1人祈祷書を詠み続け、その間に黙々と食べる。
食堂内は、その修道士の声と食器がぶつかる金属音のみとなる。

15分くらいすると鐘がなり、食事をやめ、一斉に立ちあがり、奥に座る修道院長から順に退出する。

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