それでもやっぱり、foriioに賭けたい。
地獄の1年
2020年は、地獄のような一年だった。
地獄のように思えた理由は、今はまだ書けない。
というか…本当は今、何も書けない。
でも、書かなければいけない。
毎年、毎月、毎週、毎日が「正念場」。だから書きたいことは山ほどあるんだけど、書けないことも山ほどある。
そうしてる間に吐き出す場所を無くなってしまって、いつの間にか何も書けなくなってしまっていた。
つい数ヶ月前まで、病院に行きさえすれば鬱判定をもらっただろう精神状態の自分。どうやっても自分の頭の中の曇りと霧が晴れない。
いつも漆黒のじっとりとした黒い雲に覆われている気がする。
闇雲って、本当はこういう状態のことを言うんじゃなかろうか。
そんな状態の自分が、それでも、今、なぜ書くのか。
その理由は、ただ1つ。
クリエイターが世界中で活躍できる世界をつくりたいからだ。
これだけは、譲れないのだ。
諦められない理由
自分がスタートアップの世界に踏み入れたのには、きっかけがある。
2011年3月11日。
もう10年前になってしまった、東日本大震災だ。
その時の話はまた今度にするとして、その時自分が目の前で必死になっていた課題のちっぽけさに気がつき、より大きく・深い課題の解決に自分のスキルや時間を使いたいと思った。
なので、なんでも、来たもの仕事ですからとハイハイ受けるのではなく、自分も納得できる事業や企業と関わっていきたいと思い、当時働いていた会社を飛び出た。
震災のような出来事が起こった時に、動ける自分でありたい。サポートする側にいれるように成長したい。
そう思って、スタートアップの会社に入ってベンチャーでの動き方の肌感をつかみ、その後、知人友人とニュースのバイアスを減らすソーシャルニュースサービスを立ち上げるべく起業した。(この時解決しようとした課題は今もコロナのウィルスの如く蔓延しているわけだけど、これもまたいつか時がきたらまた取り組みたい。)
↑の事業は、ジャーナリズムの関わることだったので、デザインは広告の業界にいた自分からしてみると自分が畑違いすぎて越えなければ行けない壁や、学習コストがかかりすぎた。だからどんな領域であれば、自分がよりインパクトを残せるのかと言うことをその会社を出た後に、foriioを立ち上げるまで色々と考えた。
結果、foriioであれば、クリエイターのためのサービスであれば、一番肌感覚があるし、今までの様々な経験を活かして事業を進めていける。
そう思って始めたのだ。foriioは。
そして2020年、世界規模のパンデミックが起こる。
僕らはその時、何をしていたか?
結果、苦戦した。大苦戦した。
大苦戦とか言うレベルじゃない。
地べた這いつくばって…と言うか、泥沼に体9割埋まっていた。
あの時、チームががむしゃらに動いてくれてなかったら、皆さんからの支えがなければ、ずっと泥沼に埋まっていたかもしれない。
でも、泥沼に体埋まり切りながらも、諦めなかったのは、
「まだ、何も成し遂げられてない。」と言う憤りがあるからだ。
震災からは10年経った。
10年前、自分は自分の無力さを知って、小ささを知って、世の中の役に立てる自分になろうと思って10年歩いてきて、このザマだ。
クリエイターのためとか言いながら、自分のケツさえ拭けない。体が泥沼に9割埋まってる。
会社に所属できる方が少ないこのクリエイターの業界。コロナでみんな苦しい時に、自分たちはサポートすることができるどころか、自分達が助けてもらえないと泥沼から抜け出せない。
そんなみっともない話があるか!
そんなことの為に起業したんじゃないんですよ!
ここでは終わらせられないでしょ、どう考えても!
どんだけ血反吐吐いても、ここでは絶対に倒れねー!!!!!!
だから絶対に絶対に乗り越えて、クリエイターをしっかり支えられるようになってやる!!!
ってね、ただのど根性的な言葉になってしまったけど。
100年に一度だと思っていた大災害が、震災だけじゃなく疫病という形で10年のうちに2回も起きた。
ともすると、次の10年もまた何か起こる。
それまでにforiioは今の最低100倍は成長しなければならない。
止まっている時間はない。
時も、クリエイターも止まっちゃくれないんだから。
僕らも走り続けなければ!
リモートワークは普及した中で一気にforiioもクリエイターが増加し、国内でも最大規模のポートフォリオサービスと言える未来がすぐそこまで見えてきた。
泥沼に体埋まってたけど、まだここは球場なんだ!立ち上がればまだバッターボックスに立てる!!!バットを振れる!
泥沼頭突っ込んでて目の前黒くたって、クリエイターもいる、みんなのたくさんの作品もある、ここが地獄じゃあるめェし!!!お前が死にそうな顔すんなよ!!!
力を貸してください
今、クリエイターエコノミーともてはやされているが、その先には本当に人類総クリエイターの時代がきます。
このタイミングで、日本でクリエイターの為にオールインしたいと思っている人。今までクリエイティブの業界に携わってきて、コロナをキッカケに何か覚悟が決まった人。
必ずいるはず。
僕らの「個のクリエイターをエンパワーメントする」というミッションに、心がワクワクする人が絶対いるはず。
今、大きなうねりが来ているのを感じています。
ですが、圧倒的に人が足りていません。まだまだ手漕ぎボートの僕らには力となってくれる仲間が必要です。様々な職種で採用していますので、ぜひforiioにあなたの力を貸してください。
foriioで、クリエイター誰もが世界を跨いで活躍する未来を一緒に作りましょう。
この想いだけが、何も書けなくなってしまった自分にこうやってまた書かせるし、foriioだけが自分に「立て!立って走れ!」って言ってくる。
やっぱり、自分はforiioに賭けたいんです。
今はforiioでは下記のスキル・経験を持ったメンバーを募集しています。この記事は勢いが勝って書いた記事ですが、foriioに興味を持ってくださった方はぜひご連絡ください。お話しましょう。