『RPGエディター』週刊たろじい通信第8号
はじめに
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引きこもりでも社会貢献できるというわけです。
今週の読書
先週「第7号」でRPGの話をしましたので、そのつながりで、RPGに関する本をご紹介しましょう。『WOLF RPGエディターではじめるゲーム制作』(SmorkingWOLF)です。
この本はドラクエのような2Dゲームを自作する通称「ウディター」の解説書です。
今回の本を購入することは「本気で取り組む」といった気持ちのある方だけにおすすめします。おすすめを限定する理由は3つ。
Amazonの販売価格をみると、定価より上がっている
公式サイトでマニュアルがダウンロードできる
ゲーム制作にはとほうもない時間がかかる
以上です。一つずつ説明していきます。
1.販売価格が定価より高い
これは版元で在庫切れを起こしており、転売ヤーが高値で販売しているということです。
定価は2300円+税ですが、Amazonの販売価格を見ると4453円となっています。
注:現在確認してみると、2950円で中古本が販売されていました。
2.公式サイトでマニュアルが手に入る
ウディターの公式サイトには「パーフェクトガイド」と「公式マニュアル」が掲載されています。
話は横道にそれますがウディターは2022年11月にバージョン3へとアップデートされています。バージョン3の価格は5000円です。ゲームを作るにはバージョン2でも十分対応できます。
3.ゲーム制作には時間がかかる
ウディターを使えばプログラミングの知識がまったくなくてもゲームを制作することができます。ただし、ゲームを作るには、とほうもない時間がかかるのです。
本にはサンプルゲームが載っています。ゲームのプレイ時間は10分程度でしょう。それでも制作に何時間もかかるのです。よほど熱意がないかぎり制作はできないでしょう。
以上、デメリットがあるにもかかわらず、なぜ今回本を紹介するのかというと、「自力でゲームを制作する仕組みがある」ということをお伝えしたかったためです。
よくライトノベルで「世界観」と言いますよね。なんといっても自分で世界を作り上げることができるのですから、好きな人にはとても魅力的です。
本にCD-ROMが付属してあり、ゲームの作り方がていねいに解説されています。その気になれば本を読み始めた日からゲーム制作を行なうことができます。
しかし本だけでは限界があります。結局は公式サイトなどで調べて自分の疑問点を解決しなければならないのです。
おわりに
自分でRPGを作る、これはRPGプレイヤーの夢かもしれません。
ウディターの公式サイトには、年1回開かれるコンテストもありますし、なんなら自分の作ったゲームを販売するということもできます。
ただし、ゲームの素材の中には、「非営利のみ利用を認める」というものがありますので、そこは注意してください。
なお、当noteではウディターに関する質問は受け付けておりません。公式サイトをご利用願います。
では、すてきな土日をお過ごしください。 合言葉は「ついてる」(斎藤一人)。