[きょうの映画紹介] ザ・ドア 交差する世界(2009)
ザ・ドア 交差する世界(2009)
出演:マッツ・ミケルセン他
個人的おすすめ度:★★★☆
マッツ・ミケルセン主演のSFスリラー映画。GYAOにて視聴。
・wikipedia
・Filmarks
浮気の最中に娘を事故で失った主人公が、人生に絶望し自暴自棄になるもひょんなキッカケから5年前の世界に戻れるトンネルを発見し、5年前の自分と入れ替わってしまう話。
よく出来ていて、しかも結構怖い話になってたりする。我々のテレビで言うところの「世にも奇妙な物語」のエピソードにありそうな感じ、と言えばわかりやすいかな。
ちょうどその浮気の最中、娘が事故に遭うその瞬間にトンネルを通って出て来れたので、本来なら娘を失っていたところを間一髪救出に成功する。
もちろん、「5年後の自分(全て失い自暴自棄になっていた現在の自分)」と「5年前の自分(浮気に溺れ家庭を顧みなかった過去の自分)」が同時に存在することになるので、浮気から帰宅した過去の自分と家で鉢合わせしたりもする。
その時、現在の自分と過去の自分がもみ合いになり、はずみで過去の自分を殺してしまう。しかしそこで主人公は、娘が生きて存在するこの5年前の世界で過去の自分と入れ替わり生きていくことを決断する。
…みたいな話なんですよ。面白そうでしょ?
ここから先は実際に観てもらいたいな。出演者は多くないんだけど、かなり色んなことが起きるので。話の流れや結末も含めて楽しんでほしい。
主な出演者は、寡黙な有名画家である主人公役にマッツ・ミケルセン、あとはハリウッド映画ではあまり見かけないドイツ系の俳優さんばっかり。
ドイツ映画だし、劇中で使われてるのもドイツ語だしね。
ただ、話は本当によく出来ていて面白いと思うし、マッツみたいなイケオジ好きには中々たまらん映画だと思う。