公務員やめて日本縦断の旅をした話【2日目①】
枕崎を出発して1日で山口県の徳山にたどり着きました。
前回の記事はこちら↓
徳山06:00→岩国07:08
朝5時に起きて出発の準備。昨夜ホテルに着いたのが夜中12時過ぎ。始発に乗り遅れると全ての行程が台無しになってしまう。絶対に乗り遅れられない旅。
外に出ると真っ暗。徳山駅はTSUTAYA図書館ができたんですね。空いてる時間に行ってみたかった。そういえば延岡駅にも図書館があったなぁ。
06:00発岩国行き。余裕を持って乗れました。黄色い古い車両。何系とかわからんwこの列車の始発駅は新山口。なので新山口(小郡)に泊まっても同じなんだけど、念のため少しでも進もうと思い徳山で宿を取りました。それに万が一寝坊したことを考えると、できるだけ朝遅い方がいい。
線路の南側、新幹線高架橋の奥にコンビナートが見えます。以前住んでいた宇部も小倉もあんな景色があったなぁ。グニャグニャなパイプと煙突。工業地帯の独特な匂いもするんだよなぁ。化学的な匂いというか。畑の堆肥や畜舎やかつお節工場ともまた違う匂い。
柳井からは周防大島や瀬戸内海の島々がとてもきれいに見えます。昨日の佐伯の海も青々としてきれいだったけど、こちらはとても穏やかな海。
岩国07:12→広島08:08
岩国で広島行きに乗換。今度は赤い新しい車両。山口県と福岡、広島の格差が激しい。岩国から大竹までは工業地帯。土曜日で通勤の方々か広島に近づくにつれたくさん乗車してきた。みなさん土曜日もお疲れ様です。おとといで退職したものでゆっくり旅をしております。
宮島が見えた。広島市内に入り川沿いの桜がとってもきれい。人も多いしなかなかうまく撮れないんだよなあ。
広島08:11→糸崎09:31
ホームが別だったので急いで乗り換え。結構混雑している。コロナも落ち着いてきてみんなお花見とかにでもいくのかな?リュックをからっている人が多い。東広島に向けて坂道を登っていく。セノハチと言って勾配がキツくて有名なところらしい。
22.6パーミルということは2.26パーセント勾配。高速道路でも大した勾配ではないですね。それでも鉄道にとっては厳しいんですね。広島からはずーっと内陸部を通る。海は見えません。広島も山間部では石州瓦の赤い屋根が多い。あの赤い屋根を見ると山口を思い出す。それに家も立派。めちゃくちゃでかいお屋敷。塀までついてるとこもある。大きな農家の家だろうか?
糸崎09:32→相生12:18
糸崎で乗り換え。ホーム対面に山口と同じ黄色い古風な列車が待っていました。ほとんどの人がそのまま乗り換え。この列車で兵庫県の相生まで行く。糸崎から尾道までは瀬戸内海沿いを走る。尾道に近づくと遠くに吊り橋が見える。あれは因島大橋だな。しまなみ海道自転車で渡ったから覚えてますよ。フェリー乗り場やロープウェイ、アーケード街が見える。一度行っただけなのに何故か懐かしく感じる。
福山を過ぎて岡山県に突入。倉敷は大きな駅。姐さん今度は倉敷に行きます。岡山で10分間停車。アンパンマン電車が止まってたのでホームに降りて子供達のために写真を撮りまくる。こういうのを見ると親バカになってしまうw
岡山からは人も少なくなったので昨夜いただいた缶チューハイを飲みながらウトウト。
列車旅で気づいたこと。建物は大概線路に背を向けている。道路を向いている。でも古い建物、特に倉庫は線路側を向いている。この古い建物があった時代は線路が主役だったのですね。
鈍行列車の旅、クセになりそう。バスでもSUNQパスとかあるし、家族と一緒に旅しよう。
それにしても桜がきれい。お墓、お寺、公民館みたいなところにポツポツ咲いてるのが美しい。桜ってパブリックなところに植えてあるのに気づいた。学校、幼稚園。保育園、墓地、お寺、公民館とか。個人の敷地でも外に見せるように植えてある。自分の庭で自分たちだけど楽しむのではなく、みんなに見てもらってみんなに喜んでもらうもの。公共=publicってそういうことなんだよなぁ。
相生12:20→姫路12:40
相生で乗り換え。いよいよ関西に入ってきたぞという感じ。列車は満員。コロナも落ちついてきてみんなお出かけし始めた感じですね。荷物多いのと座れなくて結構きつかった。姫路までの20分が長く感じた。ちょっと長くなったので今回はここまで。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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