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桃太郎軍団で鬼退治

童話の桃太郎の話は組織を作る時の参考になります。強い敵、鬼と戦う為には仲間が必要です。様々な異なった能力に長けた仲間を集めて鬼をやっつけましょう。

志を持って仲間を集める

浅く広く知識を増やす様に心掛け、自分より頭のいい人と仕事をし、そういう人達を集めてひとつのチームとして働いてもらうと専門職シナジーができます。失敗を恐れず、様々な事に挑戦して、時々振り返ります。結局、行動して体験してみないと自分のものにはなりません。

志を持って起業する場合、まず仲間を集めなければなりません。そして心を一つにして一緒に仕事をする為には、仲間と意志の疎通をさせる能力が必要です。つまり、書く、話す、交渉するといったコミュニケーション能力です。それが出来たら次に仲間の結束を強くすることです。

与えることの力

『なにか欲しいものが有ったら、まず与えなければだめです』何かが足りないとか何かが必要だと感じた時にはまずそれを人に与える事です』この事はお金、ほほ笑み、愛情、友情など色々な事に当てはまります。『足りないものを与える』というのは、大抵の人は一番やりたがらないものです。

もしもある人がお金をたくさん持っているとすれば、誰かがその人にお金を与えている事になります。多くの場合自分が何を欲しいかを考えて、それを他人にあげるにはどうしたらいいかを考えるといいでしょう。

出会った人たちが自分にほほ笑みかけてこないと感じた時は、自分から声を掛ける。するとまた魔法のように、ほほ笑みを浮かべた人が周りに増えます。この世は自分の姿を映す鏡にすぎないというのは本当です。

凍てつく寒い夜、両手いっぱいの薪を抱えてストーブの前に座っている。そしてストーブにこう叫びます。『俺を温めてくれたら薪をくべてやるよ!』お金や愛情、幸せ、セールス、契約といったものの場合もこれと同じです。

この世には私達よりずっと賢い知力が存在します。時間を掛ければ自分の力だけでそのレベルに達する事もできますが、将来その力へと成長する『芽』の力を借りた方が楽に到達できます。その為には自分が今持っているものを出し惜しみしない事が大事です。

幸福のパターン・ニューロン

次に運がよくなりたければ、幸福のパターン・ニューロンを育てる事です。『悪い事があったら自分のせいにする。そしてよい事があったら自分以外のせいにする』事です。たとえ自分が頑張ったと思う事でも自慢などせずに時間を遡るようにして振り返り、誰か貢献してくれた人を見つけ、心からその人のお陰であったと思う事です。

この他人に対する気持ちが『感謝』というパターン・ニューロンを育て、また人に感謝すべき出来事が引き寄せられます。誰かに感謝する出来事が起こるという事は困った時に助けてくれる誰かが現れる事かも知れませんし、自分が飛躍する為に力になってくれる人が現れる事かも知れません。

良い事があって、その出来事を振り返っても、感謝すべき人がどうしても見つからなかったら、その時こそ『運』のせいにするのです。『俺って本当に運がいいな~』と。

逆に悪い事があったら、反省の対象にしましょう。つまり、自分のせいにするのです。その悪い事を二度と繰り返さない為です。『この不幸は本当に避ける事が出来なかったのだろうか?』と考えて反省できる部分を見つけ、それを繰り返さないように心がけるのです。

車の運転をしていて接触事故を起こした時、自分のせいにして、反省できる人は同じ失敗を繰り返しませんが、運のせいにする人は同じ失敗を繰り返します。


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