論考4・024
ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」4・024
命題を理解するとは、それが真であるとすれば事実はどうであるかを知ることである。
(それゆえひとは、実際に真かどうかを知らずとも、命題を理解することができる。)
その構成要素が理解されるとき、命題は理解される。
解題?by 菅原
最初に「それ(命題)が真であるとすれば事実はどうであるか」とある。()内はその言い換えで、「〔命題を理解している場合〕実際に真かどうかを知らずとも、それが真であるとすれば事実はどうであるかを知ることができる。」
最後は別のことを言っており、「命題を構成している各要素が理解されるとき、命題は理解される。」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?