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菅原博文
2024年7月22日 05:36
物理的な物に関しては、完全に同じものは無いということが、一つの問題になる。これは、素粒子物理学的に考えた場合、明らかである。素粒子的に全く同じ組成の物体は、二つと無いと考えられるからである。そしてこの点が概念との違いの一つとなる。概念の側から見た場合、言葉の問題で、同じ言葉(の組み合わせ)で表現された概念は同一であると考え得るのである。この点が物理的な物との違いの一つになる。
2024年7月18日 15:03
これは一つのポイントだと思う。なぜ、以前からある言葉の組み合わせで新しい意味が伝えられるのか。その本質を突き止めることは難しいが、一つの側面がある。コカもコーラも、以前からある言葉だった。しかしコカ・コーラという飲み物として新しい意味を持つようになる。これと似た形で、以前からある言葉(また言葉の組み合わせ)が新しい意味を持つようになるのではないか。商品名はその一例として、である。もう一つ。ポール
2024年7月10日 08:18
詩は言葉であるか そうではないと思う 例えば初夏の緑を見て感じること 言葉になる前の、 言葉に整理する前の 未分明な感情 それが詩なのだと思うそういう意味で私たちは詩人なのだが それを言葉にしたいのであれば、 いわゆる詩人の手腕が要る。 言葉にしない自由さと 言葉にする確かさ 言葉にしない高らかさと 言葉にする深み、言葉の豊かさ 両方が、私たちのものだ