マインドフルネスとコーチングの共通点と違い
マインドフルネスとコーチング。
どちらの言葉も、この数年、耳にする機会が増えたように思います。
マインドフルネスは、「今ここ」を感じる精神状態やその手法で
コーチングは、目標を達成するための手法です。
一見すると全く違うモノのように見えますが、
実は、最終ゴールは共通していると考えています。
この記事では、僕の経験から
マインドフルネスとコーチングの共通点と違いについて書いていきます。
今回は、細かなテクニックではなく、概念的な内容ですので、さらっと読んでいただけると嬉しいです。
結論を先に書いてしまうと、
マインドフルネスとコーチングのゴールは同じだった
です。
僕自身、コーチの仕事を3年。
そして、ヨガ講師を9年続けてきましたが、この2つにつながりがあることは感覚的にはわかっていたのですが、それをうまく言葉にできていませんでした。
マインドフルネスとコーチング、どこかで繋がっているように思う反面、
何か全く違う方向に向かっているような感覚がありました。
その理由はここにありました。
マインドフルネスは、「今ここ」を味わうために理想の状態に対するこだわりを手放し、今ここの現実を味わうことを目的にしています。
一方、コーチングは、現実を変えることで理想の状態に近づいていくことが目的です。
つまり、両者は向かう矢印の方向が全く正反対なんです。
マインドフルネス:理想の状態 → 現実
コーチング:現実 → 理想の状態
ただ、こう示してみると、最終ゴールは同じ状態であることがわかりました。
どちらの最終ゴールは、理想と現実が一致した状態。
マインドフルネスとコーチングのゴールは同じだった。
両方のいい面を組み合わせることができると、マインドフルに目標を達成していけるように思います。
理想と現実の間で、矢印がどちらに向いているかを意識してみてはいかがでしょうか。