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【ゲーム感想】VA-11Hall-A(ヴァルハラ)

サイバーパンクバーテンダーアクション

公式が掲げている本作のゲームジャンルだ。
これだとよく分からないが実態はシナリオ分岐型のビジュアルノベル
大体のビジュアルノベルはプレイ中選んだ選択肢によってシナリオが分岐するが、本作ではバーテンダーである主人公が客に提供するカクテルによってそれが決まる。(ゲーム中選択肢は一切でない)
客が要望するカクテルを忠実に提供するのかあえて違うカクテルを出すのかでその客との好感度が変化しその後の展開が決まる仕組みだ。


・事件はすべてバーの中で起きている

私含めおそらくほとんどの人がサイバーパンクといわれて想像する画面はネオンがビカビカと光る街並みではないだろうか
だが本作はゲームプレイ中そのほとんどをバーで過ごすことになる
なお、その店名がタイトル名でもあるVA-11Hall-A
バーの内装は割と一般的なナイトバーといった感じだ。

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基本画面はこんな感じ。あんまりサイバーパンク感ないよね。

・設定メガ盛りのパンクな客たち

では本作はどこでそのサイバーパンクを感じるのか?
それはぶっ飛んだ設定の多いお客との会話だ
・全身に武器を仕込んだメイド服セックスワーカーのサイボーグ
・かなりお下劣な下ネタ連発するオッドアイのネット実況者
・巨乳の凄腕ハッカー
・しゃべるコーギー店員
・不死身の兵隊少女
・猫耳巨乳レズビアン
次郎系ラーメンでも乗せすぎだろうと思うくらいの設定メガ盛りキャラクターとの会話は普遍的な内容でも浮世離れしていて面白かった。

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個人的なお気に入りはこのドロシー。
サイボーグである彼女は勤労に対して独特の哲学があった。

・主人公の持つテーマ

ゲームの中盤まではお客との他愛のない会話を楽しむことになる。
その後レズビアンである主人公が元カノの死を知ることをきっかけに物語が動き出す。
その元カノの妹に対して罪悪感を抱く主人公がトラウマを克服し
未来に希望を抱く展開は見ていて晴れやかな気分になれました。

・総評

エンディングはいくつかあるみたいで私が見たのは一つのみ
まだまだすべてを味わい切ったとは言い切れないが、
それでも本作の魅力は十分に感じることができたと思う。
本作はメインのシナリオよりもお客との個々の会話シーンに重きを置いているように感じた。
なのでもう一周プレイして別のエンディングを見ようとは思えなかった。
主人公に対してあまり興味が持てなかったし、あとカクテルを作るのが単純にだるい。
下品なワードが連発するところも個人的にあまりあわなかった。
だが、この部分はユーモアとして好意的にとらえる人の方が多いと思う。ただよくSwitchでだせるよなあと思うほど下品だった。

下品な発言

ん~この文章!!
ゲスの極み!!


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