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「南禅寺さえ㐂」名庭園を望む京都随一の圧巻の空間で江戸前鮨を‼︎夜バージョン


京都を代表する寺社の一つ「南禅寺」
山門前の参道を左手に曲がったところにある「大力邸」(たいりきてい)

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大力邸は植治十一代目小川治兵衛作庭の
双龍庭園を有する邸館です。
「さえ㐂」さんは邸内にあります。
看板はありません。

時間前に到着すると
大力邸2階のウエイティングルームでスタート時間を待ちます。

時間になると
一階邸内のさえきさんスペースへ移動する。
店内へ入るとガラス窓に映し出される
名庭園の絶景!
外に見えるのは、
造園植治11代目小川治兵衛さん作庭の
「双龍庭園」があります。

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「双龍庭園」と名付けられた
この庭園はかつて7代目小川治兵衛が
南禅寺界隈で手掛けてきた庭園と同様に
琵琶湖疏水から水を引き込んでいる
池泉回遊式庭園で、
2つの滝組から水を注ぎ入れていることが名前の由来だそうです。


【店主】
今や東京銀座でも大阪北新地でも
名を馳せた鮨店「さえき」の佐伯氏から
志を継ぐ店主谷口隆志氏は1980年、兵庫県生まれ。谷口氏のお人柄と柔らかな接客も人気の一つです。

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【店内】
店内は庭園を望む京都随一ともいえる圧巻の空間でカウンター席のみ。
すべての席から素晴らしい庭園を堪能することができます。夜の庭園はライトアップされ
ランチの昼間とはまた違った雰囲気です。

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【シャリ】
鮨さえきが拘り抜いた赤酢を使ったシャリは、一粒一粒の食感を残しながらも
まろやかな酸味が魚の旨味と柔らかに融合。
飲み込んだ後も鼻孔を抜ける爽やかさが静かに続く。


【おまかせコース29,700円(税込)】
▶︎鮑のお椀 
鮑は淡路産。
添えられているのは
京の伝統野菜の一つ「うぐいす菜」
塩、お酒などは一切使用せず
むっちむちの食感で鮑から出る塩分が効いた
素材の旨味を堪能するお椀です。

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▶︎戻り鰹 和歌山県産
鰹は漬けに。
野菜は春菊、黄ニラ、オクラ、白ネギ、
土生姜、ハツカ大根、マイクロ青紫蘇。
初鰹の時期に作った自家製酒盗ソースを付けて食べます。
酒盗ソースをつけて濃厚で深い旨味。
ねっとりとした舌触りもたまらなく
お酒がど進みます。

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▶︎松茸と伊勢海老炒め
寿司屋では珍しい炒め物。
半レアで仕上げたプリッとした
伊勢海老の食感と松茸の香りを楽しみます。

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▶︎メヒカリ 駿河湾産
辛味大根を合わせて食べます。
サクっと噛むとメヒカリ脂が飛び出してきます。

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▶︎もろきゅう
伊勢海老の味噌と金山寺味噌を合わせてる。
花丸キュウリの甘味と
味噌の濃厚な甘味と相性抜群。
味噌だけでもお酒呑めちゃうやつ。

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▶︎アブラボウズの小鍋仕立て
アブラボウズは千葉県産40キロ

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乗り過ぎたアブラボウズの脂は
塩して程よく調整して抜いて
脂の強さを緩和され上品な味わい。
オータムトリュフの香りも生きていて
この掛け合わせがさえきさんっぽい。笑
脂坊主って良い出汁出るんですね。

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【握り】
▶︎鯖の棒鮨
鯖の旨味が口いっぱいに広がり
シャリとの一体感と鼻に抜ける爽やかさが有り。

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▶︎赤身漬け 北海道戸井産 石司
漬けの香りと赤身の酸味が鼻に抜け
まろやかなシャリと赤身の旨味がピタッと揃いいます。

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▶︎白甘鯛昆布締め
お口の温度で脂が蕩け出します
白甘鯛の独特な香りと旨味は中毒性あり。

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▶︎コハダ
脂乗りが良く甘締めでレアめな仕上がりです。

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▶︎雲丹イクラ小丼
雲丹は愛媛産ムラサキウニ
いくらとウニも濃厚。濃厚。
濃厚に濃厚の最高な組み合わせです。

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▶︎スミイカ
サクッと歯切れも良く
噛み締めると溶けるような柔らかい食感。
墨醤油のコクに引き立ったネタの甘味があります。

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▶︎大トロ 北海道戸井産
筋から溢れる力強い脂と
シャリと合わさり乳化していき溢れる旨味を楽しめます。

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▶︎車海老
ブリっとした身質に
濃い甘味と鼻に抜ける香りが良いです。

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▶︎鯵
滑らかさと程よい弾力感。
押し寄せる脂の旨味とシャリの酸味のバランスが素敵な一貫です。

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▶︎穴子
詰めのコクとネタの濃厚な味わい。
ホロリと蕩け味の余韻を残してくれます。

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▶︎トロたく
極上のトロフワ感と脂の風味がとても良い!
もったいないから絶対に飲みたくないけど
飲めるトロたくです。笑

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▶︎和風さつまいもティラミス

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【まとめ】
ごちそうさまでした。

前半の摘みは
素材の旨味を楽しむ鮑から始まり
盛り付けも美しい戻り鰹や
摘みの所々に京野菜を使用しております。
後半の握りも名庭園に負けない
谷口大将の繊細で美しい握りです。
やはり南禅寺さえきさんのトロたくが
どのお店よりも旨く一番印象に残ります。

ガラス一面に広がる
名庭園を眺めながら食べる鮨は
唯一無二で何よりもこのロケーションには敵わないです。
四季折々の変わりゆく景色も
楽しみの一つとなり
季節ごとに訪れたいお店です。

ありがとうございました。



 


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