【寿司常】大阪市北区天神橋 明治時代に大阪の地で生まれた"バッテーラ"発祥のお店「寿司常」
JR大阪天満宮駅より徒歩2分。
大阪市北区天神橋にあります「寿司常」さんへ訪問です。
寿司常さんは明治24年創業バッテラ発祥のお店で、三代目店主がのれんを下ろして約30年経ちましたが平成28年に四代目が再オープンさせて復活を遂げた歴史あるお店です。
バッテラの由来は寿司常の創業者が
当時大阪湾で大量に獲れたコノシロを使って考案した寿司が始まりで、木の舟形の寿司型を製作したところ、それを見たお客様がポルトガル語bateira(小舟)を使ってバッテーラと呼ぶようになりました。
いつしか"バッテーラ"が"バッテラ"となったそうです。
そしてコノシロの値段が上がった事により
鯖を使用するようになり、舟形よりも箱形の型が押しやすいと現在のバッテラの姿になりました。
バッテラの形を舟形に戻し、呼称もバッテーラとし、寿司常さんではランチで当時のバッテーラ膳として頂くことができます。
ランチは11時から14時まで
店内はL時カウンター6席です。
※毎週、金曜、土曜、日曜日限定ですのでご注意を。
【今回いただいたもの】
バッテーラ膳 1,800円
バッテーラに巻物、小鉢(とうもろこしの豆腐)、赤だしが付きます。
しっかりめに〆た鯖は
脂と白板昆布の旨みを感じ、甘味のある関西風の舎利はふわりとタネに寄り添い酸味の一体感が良いバッテラ寿司です。
先代譲りのバッテーラ棒寿司を4代目が
大阪に息づく文化を後世に伝えている
貴重な体験をさせてもらいました。
ご馳走様でした!
寿司常
06-6351-9886
大阪府大阪市北区天神橋2-4-3
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27094765/