#創業日誌 vol.11
株式会社HIROBAの高橋です。
前回の日誌で以下を記載しました。
8/17時点のHIROBAの状況は、
・学生向けのビジネススクールを立上げ。8/21から1期生が受講開始
8/21~9/20の1ヶ月プログラム(30Days インターン)に約10名の学生が参加しております。予想より多い参加となり、嬉しくもあり、プレッシャーもありで、刺激的な日々を過ごしております。
完全フルリモートで、フルタイム稼働でもなく、かつテーマは新規事業の立ち上げに即した内容としております。参加いただいている方は、岡山県、大阪府、石川県、海外等々、首都圏外の学生も多くいらっしゃいます。
3チームにテーマを与え、自由に発想、検討していただき、基本私との関わりは、週次定例と1on1(希望者のみ)になってます。
これまで3回の週次定例を行ってまいりましたが、直近の定例では進捗はほぼゼロ。もちろん学生も自覚しております。
上手くいかないのは明らかでした。チームとして全然機能していなかったから。チームビルディングを意識する経験って早々できるもんじゃないですよね。特に学生は。関わりたくない人とは関わらないという選択を取ることができたり、部活においては、気に入らない人が仮にいたとしても「甲子園出場」のような共通目標自体は最初から存在していたり。
最初はこんな感じでした。A「私は甲子園にいきたい」B「私は楽しく野球がやりたい」C「時間がもったいないから早く練習を始めよう」。各々の主張がぶつかり、分かり合えない日々。
私との1on1でも、その不満をたくさん聞きました。確かに知り合ったばかりの人と「目標を設定する」のは難しいとは思います。その中で彼らは、だんだん不満をぶつけているだけではなく、お互いが歩み寄るようになっていきました。アイスブレイクの時間をたくさん作って、お互いの人間性をちゃんと知っていきました。その中で少しずつ「絆」というものが出来てきました。
これによって、チームとして物事に取り組む場合に最初にやるべきことが伝わったようです。いきなり仕事を開始することは最善ではない、「あいつは何者だ?」「何しにここに来た?」「何が得意で何が苦手なんだ?」これは例ですが、最初は、最速で「信頼関係」を築くことです。
よく最近若者が「飲みにケーション」を拒むと聞きます。
https://nomikatakaikaku.com/special/kurosaki.html
拒んでも大丈夫な状況がいかに幸せか、という意識を持って拒んでもらえたらと思います。お前がその輪にいなくても、お前以外のところに成立している「信頼関係」があるから、会社は生き延びていけるのです。
そして「ノルマがきつい」「目標が高すぎて自由がない」、こんな話も、目標があること自体がどんなに幸せか、という意識は持っていてほしいですよね。「目標を達成する」より、「目標を設定する」ことのほうが断然難しいですからね。
弊社の価値観は「慮る」✖「ラテラルシンキング」です。相手のことをどれだけ深く考えられるか、1つ1つの事象をどれだけたくさんの視点から捉えることができるか、この2つの組み合わせを最重要視しております。この価値観を学生のうちに把握できれば、とても魅力的などこの会社でも重宝されるビジネスマンに必ずなれます。
このビジネススクールでこの組み合わせの重要性を把握していただき、たくさんの学生が弊社を「踏み台」としてもらえたら嬉しいです。
ちなみにですが、この30Days インターンは、おかげさまで1期生から大変好評です。2期生は9/21~10/20です。まだまだ募集中です。
9/13時点のHIROBAの状況は、
・8,9月は、赤字。(-3,000千円程度)⇒地味に恐怖。
・関わっているメンバーは10人⇒20人に。追加メンバー募集を開始。
(フリーランス、ワーキングマザー(育休中含む)、学生の3パターン)
・学生向けのビジネススクールを立上げ。8/21から1期生が受講開始
・弊社でコンパクトワーキングPoC開始
・10月からはコンパクトワーキング本格始動
次回をお楽しみに。
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