開業して12年目に突入!健康6割で人生はうまくいく
記事をご覧いただき、ありがとうございます。
おかげ様で6月16日に開業11周年を迎えることができ、12年目に突入しました。
毎年恒例になっていますが、開業日は今までの歩みをふりかえり、改めて治療院を継続できたことに感謝する日になっています。
開業して10年以上たつと、周囲の環境や社会の状況、そして私自身が若者からオッサンになるなど、色々な変化があるものです。
しかし、開業当初から一貫して変えていないことがあります。
それは、患者さんの症状にだけに焦点を合わすのではなく、症状の原因になっている背景も含めて二人三脚でよくしていくスタイルです。
症状の原因になっている息・食・動・想・環
私が尊敬している仙台の医師、故橋本敬三先生(以下 橋本先生)は、
・呼吸(息)
・飲食(食)
・動き方 (動)
・精神活動(想)
・環境(環)
の5つが人間の健康状態をつくっていると著書などに書いています。
(以下 息・食・動・想・環)
「息・食・動・想・環」はそれぞれ繋がっていて、
一つがわるくなると、他もバランスを崩す。
一つがよくなると、他のバランスもよくなる。
という法則があります。
痛み、コリ、しびれ、むくみといった症状は、これらのバランスが崩れてきた時に出てきます。
この時点では病気でなくても、「息・食・動・想・環」の見直しをせずして症状を放置しておくと、次第に症状は病気へと発展していきます。
つまり、「息・食・動・想・環」の総合的なバランスの悪さが、さまざまな病気や症状の原因になっていくのです。
健康6割で人生はうまくいく
では、健康に生きていくためにはどうすればいいでしょうか?
先ほどご紹介した橋本先生は、
落第点さえ取らなければ、チャンと健康な生活がおくれるように設計されているんだし、たとえ落第点をとったとしても、ちょっと勉強して及第点をとり戻せばいい。橋本敬三著『からだの設計にミスはない』たにぐち書店 P41
とご著書に書いています。
及第点とは「息・食・動・想・環」の総合的なバランスが60点のことで、私はこの考えがとても好きです。
だから、私のPodcast番組は「健康6割で人生はうまくいく」にしました。
環境が人の生活に与える影響
さて、この1年半ぐらいは、社会的な環境が人の息・食・動・想に多大な影響を与えることを痛切に感じた時間でした。
言わずもがなコロナ禍という大枠な環境はもちろん、その中でどのような情報に接しているのかで生き方がそれぞれ変わってきます。
情報も環境の1つであり、どのような情報にアクセスするかは人間関係という環境に影響されます。
『夜と霧』の著者であるオーストリアの精神医学者、ヴィクトール・E・フランクルは「生きていくことに、もう何も期待が持てない」というある囚人の絶望の言葉に対して、次のように言います。
「私たちが生きる意味があるかと問うのは、はじめから誤っている。人生こそが問いを出し私たちに問いを提起しているのだから」と。
これは「私たちは問われている存在なのです。」というフランクルの名言になっています。
あたり前ですが、人生は有限。正しい答えがそこにあるわけではなく、常にどう生きるのかを問われているわけです。
というわけで、限りある命を少しでも充実させていけるよう、ご縁ある方々に開業12年目もお手伝いできれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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