クロ サン ドニ グラン クリュ キュヴェ デュ ムリジエ 2017
50歳の節目の誕生日ということで、家族でお祝いするのに、良いワインを飲もうということで「クロ サン ドニ グラン クリュ キュヴェ デュ ムリジエ 2017」を開けてみました。
ちなみにキュヴェ名である「ムリジエ」は”桜の木”という意味だそうです。お祝いにピッタリですね。
味は豊かな果実味がありエレガントだなー。という口当りを感じます。タンニンが感じられる一方で、滑らかさが酸味のバランスを取っています。(たぶん)絹のような口当たりとはこのことですね。
熟成させた方がより良いと思いますが、早めに開けても本当に美味しいワインでした。
☆以下、ローラン・ポンソの説明です。
ローラン・ポンソは、かつてブルゴーニュのモレ・サン・ドニ地域を代表するドメーヌ・ポンソの主でありながら、「永遠のアンファン・テリブル」と評されるほどの挑戦的な醸造家だそうです。2017年に彼は独立し、自身の名を冠したネゴシアン、ローラン・ポンソを立ち上げました。ドメーヌ・ポンソでの経験を生かし、革新的な手法を取り入れて高品質なワインを生産しています。
彼の革新性は、特にコルク選びに表れています。通常のコルクの木ではなく、人工心臓にも使われるテクノポリマーを使用した「アルデアC」と名付けられたコルクを採用。これにより、ワインの劣化を防ぎつつコストを抑えることに成功しています。
また、ボトルの温度変化を監視し、ワインの保管状態を最適に保つ温度センサー付きラベルや、ボトルに関する情報を即座に提供するQRコードなど、最新技術を駆使してワインを保護しています。
ローラン・ポンソは、ドメーヌ・ポンソで起きた偽ワイン事件に直面した経験から、ワインの保護に非常に力を入れており、偽造を防ぐためにインテリジェントケースやICタグを用いてボトルの本物の証と追跡可能性を確保する取り組みを行っています。
彼の名を冠した「クロ・サン・ドニ グラン・クリュ キュヴェ・デュ・ムリジエ」というワインは、ドメーヌ・ポンソ時代からの特級畑のブドウを使用しており、彼の代表作とも言える神話的なワインです。これは、古典的な製法で作られた甘美なワインで、その力強さと繊細なバランスが称賛されています。
☆詳しくはこちらを参照→https://www.tjapan.jp/food/17282192?page=1
品種
🍷ピノノワール