宇宙と知財?

民間企業のスペースX社が宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げに成功しましたね。
船内とか宇宙服とかとてもSFチックというか、先進的な印象です。
2020年、宇宙業界が盛り上がりを見せています。

今、宇宙ビジネスが熱い!

そんな宇宙業界において知財とは?

今回は特許をメインに考えていきます。

では、ここで宇宙に関する特許について現在どのようになっているのか。。。
特許庁が調査結果を出しています。
宇宙分野における知財戦略の策定に向けた研究機関等や国の委託研究による発明の保護の在り方について

宇宙飛行体ではありますが、出願動向も出ています。

これらを見てみると、日本は出願が少ないと感じます。

少ないとどうなの?

ってことですが、ビジネスを考えた時、宇宙に関しては日本国内で完結するものではありません。むしろ世界を相手にビジネスをしていくことになります。
世界の企業は特許出願を積極的にしています。ビジネスをやる時に特許出願を考えないなんてことはないのです。

もちろん、世界を相手にするだけでなく、いろんな企業と共創する時にも特許は大事な要素になります。

今はまだ小さい業界なので、特許等の知財で大けがすることはあまりないですが、今後も同じように何も考えないでいると、とんでもない大けがをすることになるかもしれません。

知財は、転ばぬ先の杖として考えていく必要があるものになります。

私自身、知財の仕事していますし、JAXAにもいて宇宙ビジネスを見ていますが、宇宙業界では、まだまだ知財は弱いと思います。

微力ながら私も宇宙での知財のお手伝いをしています。
これからは宇宙を知る知財人財を増やしていきたいと思います。

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