宮武 宏臣@ファーム星野|星野リゾート
星野リゾートトマム公式HPで書いている短文ブログ「A Farner’s Diary」で書ききれなかった事を綴ります。
いちサラリーマンの私が牧場を作る実録記。備忘録的に綴っていきます。
はじめまして。 宮武宏臣(みやたけひろおみ)と申します。 北海道の星野リゾートトマムで「ファーム星野」という農業プロジェクトのプロジェクトリーダーを務めております。 簡単にこれまでの経歴や現在に至る背景を紹介します。 生まれは大阪で、年齢は40代中盤になります。 大学は自然溢れる環境に憧れ、長野県にある信州大学へ。 農学部で農業土木を専攻、ラグビー部に所属し、ラーメン屋でのバイトにと、バランスよく打ち込むごくごく普通の大学生だったと思います。 長野県が気に入っていたのもあ
1,みんなお母さんから生まれてきたこと 2,哺乳類は、産まれてはじめて口にするものはお母さんの乳であること 3.お母さんは命懸けで子を産むこと 4,お母さんは偉大である、という事 ちょっと遅くなっちゃうけど、今年は何を贈ろうか…..
仕事の話ばかりしてる書いている本人が飽きちゃうのでたまには違う話しをします。 犬を飼ってます。 北海道に移住した2017年の秋に子犬で譲り受けたのて今年で7歳になります。 犬種はボーダーコリーです。 もともと私は動物大好き!とは言い切れない人間だった事は以前の記事でも書きました。 でも、幼少期から犬に猫にうさぎにニワトリや鯉や各種魚類と、実家にはなんらか動物がいる家庭でした。 母親は動物愛に溢れる人で、ご近所さんが旅行に出掛ける際には無償でペットを預り、犬連れの人とは
星野リゾート トマムでは毎年春の恒例「ファームの花咲くリゾナーレ」を開催しております。 その中で、#ミライニハナサク 、という花植体験を行っています。 この企画のはじまりは、昨年の「花咲くリゾナーレ」で大量に余ったポットのお花でした。 去年は一部、ポットに入ったままのお花を飾ってたんですね。 4/28に始まった花咲くリゾナーレは5/11に終了し、ポットの花はすっかり弱ってて当時の担当者に「いらないんなら、ちょうだい」って、もらいました。 ファームエリアの一角に黒土と特製
写真は、先日4/17に星野リゾートのオンラインプレス発表会を終えて、参加者みんなでの記念写真。 参加者は、界やOMO、星のややリゾナーレ核施設のスタッフや、広報担当者など。 星野代表の隣でエプロン姿正座をしているのが私です。 今回はファーム星野の取り組みが、星野リゾートが目指すCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造) 経営の事例と紹介されました。 CSV経営についてや、星野リゾートのSDGsとの向き合い方は下記サイトをご参照ください。 当日は
③の続きです。 つい先日まで「ゴルフ場」であった土地を「ファームエリア」として、お客様を迎える事が決まっている中、OPENまでの数日間で何が出来るかを考えます。 という事で、急ピッチで進めていきます。 目指すは、本格的な酪農業を軸とした6次産業化ですが、酪農はある程度の設備が必要になります。(乳牛、牛舎、搾乳施設。6次産業化には乳処理施設、乳製品製造施設、エリア内配送手段etc) が、この時点では影も形も無いわけです。 まず、1年目(2017年)の現実的なターゲットは欲
②の続きですが話は多少前後します。 2017年の4月に北海道トマムに赴任し、前年までゴルフ場として運営していた100haもの土地を「ファームエリア」として牛が暮らし、生産活動が行われ、訪れるゲストが楽しめる土地にする、という命題を与えられました。 もちろん一人では実現できないので、前章では「海野さん」との出会いを紹介しました。 その前には星野リゾート・トマムエリア内外のアクティビティープログラムの企画、運営、管理などを行う「アクティビティーチーム」とも合流しておりました
全国(一部海外施設含む)の星野リゾートで働くスタッフの紹介を行うリクルートサイトで私のエピソードが紹介されております! 恐らく「こういう変わった仕事もあるよ」部門で選出されたのだと思います。どんな基準であれ、お声が掛かるのは嬉しいものです。 今現在、星野リゾートグループ施設全体で何人くらいの人が働いているのか想像もつかないのですが、私の入社当時(2002年)は軽井沢の事業所と、グループに加わったばかりの「リゾナーレ小淵沢」(現「リゾナーレ八ヶ岳」)だけだったので、スタッフは
少し前になりますが3/1に無事仔牛が生まれました。 星野リゾート トマムの公式HP内の「A Farmer’s Diary」でも、出産の事、生後2日でおべべを身に着けしゃんとした仔牛の写真も掲載しております。 ぜひ、そちらもご覧ください。 このnoteでは「A Farmer’s Diary」では書ききれない当日の状況やファーム星野の冬事情などを綴ろうかと思います。 3/1は私は富良野市(トマムから車で1時間程度)にとある研修の為、出張していました。 時間を確認する為、スマホ
星野リゾートのマーケター牧場を作る①からの続編になります。 2017年4月12日に東京から北海道トマムにした私は、雪解け混じりの旧ゴルフ場を2週間後には「ファームエリア」という名称のエリアとしてスタートさせなくてはいけない直近の課題に直面していました。 直近の課題の為に、すぐに「アクティビティーチーム」と合流し行動を共にするのですが、このタイミングで星野リゾート トマム"ファーム事業"のもう一人の立ち上げメンバー「海野泰彦さん」と出会います。 前記事でも触れた会社が予め
2017年4月に晴れて東京から北海道トマムに移住し、ファーマーに転身する事になりました。 それまでの経緯は【自己紹介】の投稿が詳しいので是非まだの方はご覧ください。 2017年春、買ったばかりのマンションを引き払い、真新しいスタッドレスタイヤに履き替えたマイカーに家族4人で乗り込み、大洗港からフェリーにて北の大地へ。 長女がちょうど小学校入学のタイミングだったので、土地に慣れる為にも少し早めの3月末の引っ越しでしたが、当時も2024年現在も4月のトマムはほぼ休館期間になりま
■現実からのエスケープ 前回記事で秋に少しこじらせた事は触れました。 なんとかかんとかグリーンシーズンを駆け抜けて、雪が降る前に片づけなければならない外仕事をひーひーいいながら終わらせた11月頭に「夏頑張ったね、ご褒美旅」として"界ポロト"に行っておりました。 仕事を終わらせ駆け込むように突入したプチ旅行なので、詳細は妻と長女任せの旅です。 私、星野リゾートに勤めて20年。 大きい声では言えませんがはじめての「界」宿泊です。 プライベートでの宿泊はおろか、代表のアシスタ
写真は牛では無く、ファームエリアに迷い込んだ野生の鹿です。 気付けば前回の投稿から2か月以上経過していました。 北海道トマムはすっかり一面の銀世界です。 星野リゾート トマムはGreen期と言われるGW-10月、Winter期と言われる12-3月と、リゾートとして2つの顔を持っています。 (ちなみに間の4,11月は例年一斉休館です。) この休館月で、リゾートの環境は様変わりします。 本当に驚くくらいに。 北海道移住して7年目になりますが、この劇的な季節の変わり目がちょっ
阪神タイガースの38年ぶりの日本一を祝して、大阪生まれでその後各地を転々としてきた私のこれまでのタイガース遍歴を綴っております。 興味持っていただいた方は、前編の出生~高校@大阪編はこちらからご確認ください。 ちなみに今回の表紙写真は、右が6歳頃の私、左は当時飼っていた幸運を呼ぶトラ猫「たま」を抱いている姉。 今回は、大学進学から社会人になり地元大阪を離れる、いわば遠距離恋愛編になります。 時代背景が分かりやすい様に、当時のITやデジタルデバイス事情なんかを絡めながらお
今日は仕事以外の話題を。 阪神タイガース、やったぜ日本一!! いやーーー、よかった😉 めちゃくちゃしびれましたね。 日本シリーズ期間は毎日テレビに釘付け。 シリーズ前半は娘(中一、反抗期片足突っ込み中)とテレビのチャンネル争いをしてましたが、5戦目以降は諦めたのか、何も言わずに譲ってくれました。 最近野球好きになった息子(小3、Switch命)と中学時ソフトボーラーだった妻と連日観戦しました。 38年振りの日本一!!! せっかくなんで久々にユニフォームを引っ張り出
なかなかnoteを更新できずにおりました。。 各方面から暗黙のプレッシャーを受ける、星野リゾート トマム公式HPの「A Farmer's Diary」は定期的に更新しております。 星野リゾート トマムは11/1 を持ちまして2023年度のグリーンシーズが終了しました。 12/1のウィンターシーズン営業開始までエリア全体が休館になっております。 一か月後には「スノーリゾート」に様変わりする訳です。 どおりで、気候がぐんぐん変わっていく訳です。 ↑↑↑↑↑↑ 写真の「し