見出し画像

七夕豪雨から半世紀

七夕豪雨から半世紀

時の経つのは早いもので、七夕豪雨から、今年で半世紀、50年が経つのですね。
当時、小学生だった私は、雨がやんだあと、自転車で行けるところまで行ってみたのを覚えています。高部小学校には行けて、校舎は浸水してなかったものの少し低い校庭は浸水跡の流れてきた材木どが散乱した酷い状態でした。川沿いに行くと東名の手前で溢れていて、東名の道路が水の中に浮かんだ道の様になっていました。東名高速を挟んで浸水していたので、来年通う事になる中学校は、浸水に阻まれて見に行けませんでした。道路をボートで移動している様子に、驚くしかなかったのを覚えています。幸いにも、実家のある場所は、浸水をまぬがれましたが、川が上流で決壊しかかっていたらしく、先に下流側で決壊した為に上流では決壊までいかなかったとの事でした。
水がひくまでも時間がかかってましたし、ひいた後の片付けも大変だったので、学校もしばらく休校になりましたね。私も、二階まで水が来たおじさんの家の後片付けのお手伝いに行って、惨状に驚かされたものでした。

この半世紀、七夕豪雨規模の被災が無い事は良かったです。
ただ、豪雨の形が変化してきたりして、異なる形の広域被害が出たりしていますから(先頃の断水被害など)、防災への強化や、意識を高めておく事は大事であり、被災後の為の最低限の備えも大切であると言えるでしょう。
先人の苦労や経験を忘れずに継承していくことの価値と意義を再認識しておきたいものですね。

語り継ぐ七夕豪雨 50年前の爪痕記憶 「ちびまる子ちゃん」の漫画や洪水表示板
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1506696.html

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?