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変わることってなんだろう? - 秘密結社「喫煙所」(第17通目)

この記事は、素直さと向き合おうとしているふたりが、答えのないことを問い続けていく文通マガジン『秘密結社「喫煙所」』の第17通目です。お互いの記事を読んで、文通のように言葉を紡いでいきます。

秘密結社「喫煙所」

タオさんへ

どんな人にも頑固なところがある。ここだけは譲れないといった領域であったり、諦めによる変わりたくないという態度だったりする。

当然自分にも頑固さはあるわけで、そういう部分とどう付き合っていくのか、悩ましくもある。だから、誰かをジャッジする気はないんだけど、話していて「うわ〜がんこ〜」と感じる相手の場合は、グッと腹に力を入れながら、あまり自己開示しないようにしている気がする。

だけど、タオさんほど「柔軟」な人を俺は知らないんだよね。本人は「冷たい人間だよね」と言ったりするけど、物事に固執せず、ときにさっぱりと手放していくタオさんを見ていると、それは柔軟で頭が柔らかいとも言えるんじゃないかと思ったりした。

もちろん、好き嫌いや面倒に感じることを目の前にすると、そんなことないだろうし、本人から見た印象は全く違うかもしれないけど。「なんでもいいよ」と言いながら、なんでもよくない人は地球上にたくさんいるぜ。

問いを立てるとかいうか、捉え直しを図ることは、すごく柔軟な行為なのかもしれない。対話とはそういう状態で人と関わることなのかな。

前回の「開くってなんだろう?」という問いで、最後に「柔軟」という言葉を出したけど、開くというのは柔軟であることと近いのだろうか。

だから聞いてみたいのは、変わることってなんなんだろうねってこと。タオさんは自分のことを柔軟だと思ったりする?

できたら、「私は全然柔軟じゃないよ〜」という言い回し以外の観点で、変わることや柔軟、頑固について聞きたい。無茶振りごめんな笑

・・・

「虹だ!」って誰かに言いたかった

数年前から、「頭を柔らかくしたい」と思うようになった。経験や知識って積み重なっていくけど、いつまでも「俺はこんなすごい経験してさ」という話し方をしたくなかったんだよね。ニコニコしてかわいい老人になっていきたいなぁ。

【今回の問いに対する返事】

【前回の問いと返事】

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