
「色」で色を見ない。ではどうやって色を見るのか。
ーーーーーーーーーーー
2022・12・23
絵について
「色」で色を見ない。ではどうやって色を見るのか。
ーーーーーーーーーーー
タンクトップみたいな肌に密着するのを着てないとすーすーして寒いなヒロです(タンクトップすごい!)
カラースクリプトやコンセプトアートと呼ばれる僕のお仕事では「色」を扱ってると思われることが多いです。それは事実として間違ってはいないのですが、僕は絵を描く時に「色」で色を判断しているわけではありません。
これについてはいくつか要素があるのですが、今日はそのうちのひとつについて共有しようと思います。
この考え方はペイントスケッチする時にもすごく役立ちますし、スケッチでそれを訓練することでお仕事にも役立つので、ゴキンジョのペイントクラスではそういったことを詳しく伝えられたらと思います。
あかるいくらい、暖色寒色
「色の名前」には限りがあります。
例えば、赤、青、黄。名前で呼ぶと3つの色しかありません。でも現実には赤にはいくつもの種類の赤色があります。他の色も同じ。だとしたら名前で色を認識するとすごく狭い範囲で色を考えてしまいます。ではどうしたらよいか。
ここから先は
2,255字
/
2画像
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?