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鑑賞者の記憶にアクセスする
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2022・12・31
絵について
鑑賞者の記憶にアクセスする
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移動の電車の中でこれを描いてるヒロです(新幹線揺れない)(地方に向かう在来線は特急でもすごい揺れる)(今は在来線なので揺れの中でのタイピング)
何かを作った後って「誰かの目に触れる」ということが発生します。僕は「作る」という行為は「この世界に事実として出現させる」ことだと思っていて、この世界に出現したものはいつか誰かの目に触れる可能性があります。
僕は「誰かに見てほしくて」何かを作ることをしています。毎週の練習スケッチは誰かに見てもらう必要は本当は無いんだけど、でも「こういうことをしてる人、考えてる人です」という前提を共有するために練習スケッチも公開しています。
いざ作品を誰かに見てもらいたいとしても、何を考えてるかわからない人の作品に興味を持つことが僕には少ないので、僕が作ったものに興味を持ってもらいたいということもあって、普段考えてることさえ知ってもらいたいと思っています。(知ってもらいたい、見てもらいたい理由っていくつもいくつもあるんだけど、他人に言えるものも言えないものもあります)。
「誰かに見てもらう」時に「作品」には鑑賞者に感じてほしいことがあるはずです。「感じて欲しいことを感じてもらう」にはその為の技術があって、とても大きな要素として「鑑賞者の記憶にアクセスする」ということがあると思っています。
今日は簡単な例でスケッチを見ながらそのことを共有できたらと思います。 「良い作品」って人それぞれに感じる「良い」があって、そういったことに繋がるお話です。
描いてないことで描いてある
先日スケッチ配信した絵にこういった絵があります。
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