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【18】海外で起業してから今日まで学んだコト

初めてカンボジアを訪れてからもうすぐ8年。
そして事業を始めてから7年と3ヶ月が経過する。

9年目に突入する前に
カンボジアに来てから今まで何を学び何を感じたのか

今期は膨大な時間を自己分析に注いだ。
事業をすべて失って、ある意味で初心に戻れた。

そして今までにないほどの自己理解を得られた。

そんな自分の生き様を
忘備録を兼ねて記録しておきたい。

【そもそも何故カンボジアに来たのか?】
目的は3つある。

① 起業する事で0から1を創造したかった

②「かつてない経験」を積み上げたかった

③ 自分という人間をもっと知りたかった

まとめるとこんな感じだろうか。

それまでの自分は多少の社会人経験があるだけの
どこにでもいる人材だった。


大金を扱ったこともない。

海外で働いたこともない。

起業した経験もなければ人を雇用したこともない。


全てが初めてだったのでめっちゃ大変だった。


それでもカンボジアの地で

新しいことにチャレンジすると

新しい景色が見えた。


1歩前に踏み出すと

1歩違う景色が見えた。


日々の業務はびっくりするほど大変だった。
経営者としての責任もあるからだ。

それでもここまで経験したこと、
そしてこれから経験していくことは、

僕の記憶に残り

決して奪われることのない

貴重な財産となる。


0から1を創るということは

とてつもなく大変な毎日と引き換えに

とてつもない経験を積めるということ。


日々のミクロな世界は悩ましくて、ときに空虚で
何もしたくなくなったり逃げ出したくなる時もある。

そんな時はマクロな視点に立ち戻ってみる。
そうすると自分は何て幸せ者なんだろうと気づく。

なんだかんだ言って

自分の好きなところで

自分の好きな仲間たちと

自分がやってみたいと思うことにチャレンジしている。

目に見える結果はまだまだ先だけど

自分が歩む道はすべて自分で選択している。

自分が望む理想の人生を手に入れるために

誰から制限される事もなく歩みを進めている。

そして今積み上げている経験が後の人生を彩り

新たな自分の価値を創造している。

つまり

カンボジアに来た目的を着実に成し遂げている。

時に日々のルーティンや生活環境(ミクロな世界)に
嫌気を覚えた時には初心(マクロな世界)に戻ることを
オススメしたい。

自分が歩む道が間違っていないかの確認にもなるし
自分は思っている以上に恵まれていることに気づく。

【カンボジアに来てから学んだこと】


日本人はよく働く、そして我慢や忍耐美徳とする。
大事なことかもしれない。

でもそれをやり続けて本当にやりたい事を
実現出来た人はどれくらいいるのだろう?

カンボジアで学んだ生き方は
「努力の罠」にハマらずに自分らしく生きること。
そしてそれもひとつの才能なんだということ。

今ではそれがグローバルスタンダードである。
今の世界基準は仕事だけでなく日本人が驚くほどに
プライベートも大切にする。


「焦らず」「自分らしく」「Step by Step」で。
そうすれば後から必ず結果がついてくる。

何かが決まるとそこに1本の道ができる。
そしてその道はイバラの道であることが多い。
少なくとも僕のこれまでの決断はそうだった。

つまり道中はものすごく険しい道だったりする。
それでも自分の力を信じていれば、
必ず描いたビジョンを実現できるものなんだ。

「Step by Step」の精神で歩みを止めず
少しずつ少しずつ個人も事業も創り上げていく。

自分の弱さを認め、苦難・苦悩・逆境の中で
決して他人と比較する事なく自分の色を出していく。

そして「かつてない経験」を積み上げる
起こり得るすべての事は自分自身の成長の機会と捉えて


③その他

カンボジアなのでトラブルは起こって当たり前。
小さな問題で頭を悩ませる暇があったら
さっさと改善する事こそ最善。

当たり前のようにいかず
聞いていた話とあまりに違う事が多すぎる国だからこそ
「完璧主義」よりも「最善主義」を大事にする。


カンボジアで働くなら現地らしく
ゆったり・どっしりと焦らず構える。

現地に馴染みながらも要所要所で
日本人らしさとスピード感を引き出すような
そんな感覚の働き方を意識する。

そして決してチャレンジする姿勢を忘れないこと。

自分の才能よりも低く見積もった無難な生活に
情熱など全く存在しない。

日本では「定年」とか「老後」とか「年金」とか
そんな話をよく耳にする。

僕にとってはハッキリ言ってどうでも良い。
何故ならそこがゴールにしか感じられないから。

僕はいくつになってもその時に楽しいと思えるものに
常にチャレンジしている自分でありたい。

お金のつかい方を学んで

時間の大切さを学んで

自分とよく向き合い

自分という人間をよく理解して

より良い人生を創造したい。


そしてこれは人任せに出来ない

自分にしか出来ない事なんだよね。

死んだらいくらでも休めるんだから

今は自分の可能性に蓋をせず

ワクワクしながら着実に歩みを進めていきたい。


そして0から1を創り続けたい。
それはビジネスだけでなく人生も同様だ。
創造することで豊かになる。

豊かになるというのはお金という意味だけではなくて
常に「選択肢を持てる」ようになるということだ。


「お金」
ビジネスから創造する
ビジネスで成功することは大前提

「時間」
豊かになることで必然と創造される
使うべきポイントにはしっかりと時間をかける
省くものは徹底して省く

「仲間」
同じ価値観を持っていて
生涯を通して付き合えて
何より信頼できて
仕事に一生懸命になれて
お互い常に上を目指せて
バカやる時はリミットを外せる

そんな仲間を創りたい

「ありがとう」
当たり前の仕事をこなしての「ありがとう」は要らない
自分にしか創造出来ない「ありがとう」に価値がある。
普段なら絶対に生まれない「ありがとう」を創造できる
人間になりたい

「経験」
こちらも同様。当たり前の「経験」や
似たような「経験」ではなく
「かつてない経験」を積み上げたい

何度も言うように「かつてない経験」は
奪うことのできない記憶として刻まれ
貴重な財産として自分に残り続けてくれる



今日書き記した内容は
あくまで僕の個人的な価値観ですので
正しいかどうかは人それぞれです。

次回以降はまた本編に戻り
ビジネスの現状を綴っていければと思います。


つづく…

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