Hiro カンボジアで起業

カンボジア🇰🇭で起業して10年。 現地で1軒のビーチバーから事業をはじめ、飲食店やホテルなどを運営。その後コロナ禍で色々と失い、現在はシェムリアップでSushi×Bar 心-SHIN-という日本食店を経営。在住者だからこそできるリアルな日常を発信!趣味はポーカー♠️

Hiro カンボジアで起業

カンボジア🇰🇭で起業して10年。 現地で1軒のビーチバーから事業をはじめ、飲食店やホテルなどを運営。その後コロナ禍で色々と失い、現在はシェムリアップでSushi×Bar 心-SHIN-という日本食店を経営。在住者だからこそできるリアルな日常を発信!趣味はポーカー♠️

最近の記事

【33】店舗引き継ぎから1年経過

Sushi×Bar 心-SHIN- Siem Reap もともと自身でつくったお店だが、 フランチャイズとして他の企業が運営していた。 コロナ禍がきっかけで自ら店舗を買い取り、 地主との契約年数を10年延長した。 昨年8月末に日本人マネージャーが退職し、 直接現場の指揮を執ることになってから 丸一年が経過した。 定量的な結果だけで言えば2023年9月以降 すべての月で昨年の売上を上回ることができた。 もちろん利益の出ない月はない。 2024年8月度に至っては 閑散期

    • 【32】ビジネス 所感

      もう戻らないんじゃないかと思っている。 何がかと言うと シェムリアップの観光客数が コロナ前の数字に戻ることはないのではないか。 そんな気がしている。 コロナ禍に関係なく 2018→2019年でカンボジアを訪れる入国者数は 増えたものの、アンコールワット入場者数は 前年と比べて大きく下回った(前年比 85%) 入場料金を上げたからなのか(20ドル→37ドル) アンコールワットを訪れる人が一巡したからなのか 諸説あるが、観光地で事業を営む僕にとっては 大きな問題だと思

      • 【31】2023年を振り返って

        引き継ぎを経て9/1から現場を回している。 定休日以外は昼も夜も休まず仕事。 休憩の合間にジムに通って 営業後はお客様と飲みに出かける。 定休日は来てくれたお客様の店をまわる生活だ。 飲み過ぎて疲れてはいるけど充実感がある。 久しぶりの現場はやる事がたくさん。 忙しさが先行しココロの問題もどこかへ行った。 -お客様ならびにスタッフとの関係性構築 -スタッフの働き方改善 -清掃の強化 -SNS投稿の強化 -デリバリー対策 -新メニュー開発 -メニュー変更 -雇用増 -

        • 【30】再スタート

          前回記事を書いてから早4ヶ月が経ってしまった。 その間に色々と清算があった。 結論から言うと首都プノンペンで運営していた 飲食店3店舗(PENHグループ)の事業シェアを 現パートナーである欧米人2人に差し戻す形で 事業から撤退した。 3人で33%ずつを保有していたのだが、 僕の持ち分を返還し事業譲渡した。 事業シェアを売却した訳ではなく返還したので、 つまり個人的には損切りだ。 事業自体が上手くいっていなかった訳ではなく どちらかというとパートナーと今後も事業を 継続

          【29】今年1年を振り返って

          カンボジアで生活を初めて丸9年が経過し ついに10年目に突入した。 2022年を一言で振り返れば 「史上最も結果の出ない迷いの年」だった。 鬱になる人ってこういう感覚なんだろうなと 思うほどに無気力で先の見えない時間を過ごした。 「人生の考え方」や「哲学」というテーマで 物事の考え方を何度も見直した。 見直したからと言って物事が急転する事はなく 結局はすべて自分次第だという結論に落ち着いた。 お金に困っているわけでもなければ 生活が苦しいわけでもない。 しかしなが

          【29】今年1年を振り返って

          【28】ポーカーの世界大会WSOPに参加してきた vol.3

          メインイベントの前に もう1つ参加したトーナメントがある。 $1,000NL Million Dollar Bounty という トーナメントだ。 こちらは「ミリオンダラー」と名のつくとおり 誰でも億万長者になる可能性がある 非常に面白く夢のあるトーナメントだ。 ポーカーのトーナメントというのは 基本的に全員が同じ参加費を払い、 同じチップ量からスタートするのが原則だ。 そして自分のチップがすべてなくなると敗退となる。 敗退する事を「飛び」と呼んだり 相手を敗退に追い

          【28】ポーカーの世界大会WSOPに参加してきた vol.3

          【27】ポーカーの世界大会WSOPに参加してきた vol.2

          到着したその日は既に15時を回っていたため、 トーナメントに参加するための手続きを済ませた。 パリスホテルのWSOP会場のすぐ横にWSOP参加に 必要なリワーズカードというものを取得(無料)する ブースがあり、そちらで登録を済ませる必要がある。 4年前に参加したことがあったため、既に個人情報が 記録されており、スムーズにカードが取得できた。 このリワーズカードとパスポートがあれば あとは参加費を払うだけで トーナメントに参加することが出来る。 登録を終わらせたあとは会

          【27】ポーカーの世界大会WSOPに参加してきた vol.2

          【26】ポーカーの世界大会WSOPに参加してきた vol.1

          趣味であるポーカー(テキサスホールデム)を はじめて早いもので10年が経った。 仕事の兼ね合いでカンボジアから日本へ一時帰国の タイミングがあったので、この機会を利用して アメリカはラスベガスで行われる世界最大のポーカー 大会であるWSOPに参加してきた。 WSOPに参加するのはオンライン開催を除けば 実に4年ぶりでワクワクしている。 大会は5/31-7/18と約1ヶ月半に渡って開催され ライブイベント88個。 オンラインイベント12個。 計100個のイベントで構成さ

          【26】ポーカーの世界大会WSOPに参加してきた vol.1

          【25】バーを移転してみた

          第22話でオープンしたバーを早々と移転した。 もともと僕のパートナーが営んでいたお店で コロナ拡大によるアルコールBan(禁止)によって 営業したくても出来なかった店舗だ。 コロナが落ち着いてある程度規制が解除された タイミングでリノベーションをして1階はスポーツバー 2階にほぼDIYでラウンジをつくったという話だった。 再オープンしたのは2021年11月だったが 半年も経たずに移転する運びとなった。 移転の要因は、ロケーションに相反する家賃の高さ だった。 中心部

          【25】バーを移転してみた

          【24】日本とカンボジア飲食店サービスの違い

          21年9月からシェアを持って経営している飲食店で どのような取り組みをしてきたのかを振り返りたい。 この事業は欧米人とパートナーシップを結び 事業シェアの33%を僕が保有している。 幾つか前の記事で店舗紹介をしているが 今回はその具体的な取り組みについて話をしたい。 まずはじめに 違う国籍の人達と共に事業を運営するのは 勝手が違くて難しいという事がわかった。 もちろん素敵なビジネスパートナーに巡り合えたと 思っているし良い選択だった思っている。 それでも難しいことは

          【24】日本とカンボジア飲食店サービスの違い

          【23】2022年 成功への道

          年末年始になると来年はどのように過ごそうかなど、 今年一年を振り返り、来年やりたい事の計画や習慣の 見直しを行う人が多いと思う。 コロナ禍で見通しの効かないご時世だという事もあり より大枠で自分自身がどうあるべきかと事業の方向性 を固めた。 まず自分自身に関して… 人が頭を悩ませる問題は大きく3つに分類される。 1.健康 2.お金 3.人間関係 人が抱える悩みの多くはだいたいこの3つに集約され 自身の経験からもそれは間違いないと思う。 中でも個人的に1番ストレスな

          【23】2022年 成功への道

          【22】バーをオープンしてみた

          前回の記事で紹介したように現在カンボジアにて プノンペン3店舗、シェムリアップで1店舗のレストラン を経営しているが今回新しくバーをオープンしてみた。 カンボジアでは2021年4月から11月末まで 度重なるロックダウンとアルコールBANによって 飲食店は厳しい状況にさらされていた。 僕の欧米人のパートナーがイタリアンレストランを 事業買収して業態変更をかけたスポーツバーが、 特にアルコールBANの影響により営業が出来ずに 家賃だけ支払うという状況が続いていた。 そのため

          【22】バーをオープンしてみた

          【21】カンボジアでやっている事業紹介

          14日間の隔離生活から解放されて まず最初に欧米人パートナーと現場視察および スタッフへの自己紹介を行った。 およそ30人程のスタッフに紹介を済ませ 新たな仲間と共に事業に取り組む事になる。 現在首都プノンペンで経営しているのは3店舗 シェムリアップでは1店舗となる。 こちらが1店舗目 Penh278 (ペン) 街の中心部ボンケンコンエリアに佇む 小洒落た洋風レストラン。 2階建て総席数50席ほど 在住の欧米人などで賑わい本格的なピザやパスタ Slow cookの羊

          【21】カンボジアでやっている事業紹介

          【20】日本でのワクチン接種とカンボジア隔離生活

          2021年4月21日 日本に一時帰国した。 前回の記事で書いたように今回の目的は 幾つかあるプロジェクトの資金調達だ。 それと同時に自分を応援してくださる投資家さんとの コミュニケーション構築に時間を注ぎたい。 しかーし…❗️ なんと自主隔離後の最初の飲み会でコロナに感染… 軽症とはいえ症状は思ったよりもキツく、 大切な滞在期間を半月ほど失う事になってしまった。 味覚と嗅覚は1ヶ月ほど戻らなかった。 症状が出ると本当に大変なのでワクチンは出来る限り 打った方が良いな

          【20】日本でのワクチン接種とカンボジア隔離生活

          【19】コロナはピンチじゃなくチャンス

          2ヶ月もの間、ほぼ毎日近所のカフェに入り浸り 自分の進むべき方向性を見出した。 カンボジアでの起業経験から 自分はビジネスを立ち上げる事も出来るし 現場に入って運営することも出来る。 必要なのは資金調達能力だった。 今までは資金調達能力がなかったため パートナーから出資を受けて50%ずつ事業利益を 折半していた。パートナーは投資の配当よりも僕と ビジネスをシェアしたいと長年サポートしてくれた。 そんなパートナーもコロナ禍で別のプロジェクトと 日本の事業に集中することに

          【19】コロナはピンチじゃなくチャンス

          【18】海外で起業してから今日まで学んだコト

          初めてカンボジアを訪れてからもうすぐ8年。 そして事業を始めてから7年と3ヶ月が経過する。 9年目に突入する前に カンボジアに来てから今まで何を学び何を感じたのか 今期は膨大な時間を自己分析に注いだ。 事業をすべて失って、ある意味で初心に戻れた。 そして今までにないほどの自己理解を得られた。 そんな自分の生き様を 忘備録を兼ねて記録しておきたい。 【そもそも何故カンボジアに来たのか?】 目的は3つある。 ① 起業する事で0から1を創造したかった ②「かつてない経

          【18】海外で起業してから今日まで学んだコト