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「椿山課長の七日間」浅田次郎さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)

なんと!
今の今まで、浅田次郎さんと
赤川次郎さんの区別がついてなかった!!
失礼すぎるな、どちら様にも。。

ところで、「椿山課長」、
なんだか既読感があり、読んでいたのだけど
初読みだったみたい。

一時、ドラマとか映画になって
それを見たのかもしれない。。

とにかくおもしろかった。

大人しく極楽に行かない3人の話。

椿山課長(デパートのセールスマン)は
「椿」という名の美女になり、
ヤクザの親分は、弁護士風のエリートになり、
7才の少年は、戒名から、「蓮ちゃん」という
女の子に姿を変えて、現世に戻る。

そこで起こるのは、家族の話。

椿山課長のお父さんと、息子の陽ちゃんが
悲しかったな。(実は自分の息子ではなかった)

死んだのに、現世に戻る必要は
ないのだな、と思うと同時に、
浅田次郎氏のやさしい死生観を
感じた。すてきな時間をもらいました。

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