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「ネバーランド」恩田陸さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
「ライオン・ハート」以来、
大好きな恩田陸さん。
今回は作風が全く違う。
登場人物の紹介。
●美国(よしくに)
子供の頃、父の浮気相手に
誘拐されたトラウマ
●光浩(みつひろ)
父の妾の子。13歳ころから
本妻の愛人に。(父母は、子供の頃自殺)
●寛司(かんじ)
両親が離婚協議中。
●統(おさむ)
父が天文学者。アメリカへ(12/30)。
上記の4人で、
年末年始を過ごす。
4人とも、名前が若干、昭和っぽい笑。
作者曰く、「トーマの心臓」を
やろうと思ってたのに、
明るくなっちゃったー、と。
男色のニオイ、ほぼなし。
それに、高校生の少年たちって、
もっとアホエロいと思うな。
なんか、そこらへんは女視点で、
男子を美化した感じがした。
作者曰く、
光浩には、過酷な過去を
背負わせすぎて申し訳なく、
統は一番夢があり、
寛司は理想の男性像で、
美国は、モノ足りんかったとな。
自己分析もすごいな笑。
さすがだ。