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「希望荘」宮部みゆきさん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
杉村三郎シリーズ、第四弾、完結。
実は、「ペテロの葬儀」のほうを
先に読んでいたワタシ。
突然、離婚して、一人で
探偵事務所を開設していて
ビックリした。
これは、4編入っていた。
「聖域」「希望荘」「砂男」
「二重身」。
表題になっている「希望荘」は、
・・・ある日、亡き父、武藤寛二が
残した「昔、人を殺した」という
告白の真偽を調査してほしい
というもの。
結局、武藤は殺人犯ではなく、
同僚の殺人犯と、出頭したことが
あって、病院の掃除婦が話を
ややこしくした、みたいな話。
このシリーズ、宮部さんにしては
牧歌的。特に娘の桃子はあざとい。