「琥珀のまたたき」小川洋子さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
かなり病的・・・。
ママ、オパール(姉)、
琥珀、瑪瑙(弟)と、
死んだ妹が古い別荘で
6年くらい暮らす。
妹が死んで、ママ、
狂ってしまったんだろうな。
三人の姉弟も、
以前の名前を捨てて、
石の名前に変えて、
ママはへんちくりんな服
(妖精みたいなん)を作って着せる。
二重になって進むのは、
今のアンバー氏(琥珀の老後)。
なんか左目の障害で
芸術家?みたいになり、
いわゆるパラパラ漫画を
図鑑の隅に書いて、
死んだ妹を再現させたりしてた。
結局、水道局の人が
瑪瑙(11歳)を見つけて保護。
オパール(17歳)は、
ジョー(よろずやの男)と行方不明。
瑪瑙は養子に出され、
琥珀は施設へ?
子供たちがいなくなった日、
ママは自殺し、
家に居た、たった一人の琥珀(14歳)は、
ママのいう通り、書斎に隠れていた、と。
で、最後にパラパラ漫画で終わり。
すごい。