見出し画像

「叫び声」大江健三郎氏(読書感想文)(*ネタばれ注意)

伊坂幸太郎さん、お勧めの本。
昔の話なのに、新しい。
しかも男色。

ダリウス・セルべゾフという、
ロシア系?アメリカ人の洋館に、
僕(20歳)と、
呉鷹男(ぐれ・たかお、18歳)と
虎(とら、17歳)の三人が、
夢のヨット航海のために
集まる。

が、ダリウスが、癲癇持ちで、
しかも、とあるホテルに
少年を連れ込み、国外へ追い出される。

鷹男・・朝鮮人 or 日本人とのハーフ?
    途中で(終盤で)、少女レイプ?殺害
    で獄中に。

虎・・黒人?のハーフ。
   アフリカに行く夢を見ているが
   中ほどで、警官に撃たれて死ぬ。
   美青年。でも体臭がキツイ。
   唯一、ダリウスと肉体関係があった?

僕・・大学生。僕と鷹男と虎は、
   ダリウスがいなくなってから
   家族のように思い合う。
   結核で倒れるも、最後25歳くらいで、
   ダリウスのいるパリに向かう。
   遠回りして。
   パリで再会したダリウスは、デブになり、
   男色の色バリバリ。
   二人で幸せになろう、と言われるが、
   僕は拒絶。
   
最後は、鷹男と虎と僕の叫び声・・・みたいな
感じなのかな。

とても、おもしろかった。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集